5度目の浄化槽法定検査第11条
一年に一度の法定検査。
約束の時間10分前に大急ぎでもどってきたら、
検査員さんもちょうど到着したところだった。
使用開始半年後に受けた第7条の検査日が2002年6月、
以降、第11条検査は
2003年6月、2004年7月、2005年8月、前回2007年1月・・・
う~ん、回数は気にしないことにしよう。
立ち会いを条件にしているのに私の日程がなかなか指定できず
申し込みが少し遅れてしまうので、1年より数ヶ月が過ぎてしまう。
決して、検査回数を減らそうなどと思っているわけではない。
曜日や時間を特定したためか、検査が立て込んでいたのか、
今回は、清掃後の2月に申し込んだら2ヶ月待ちだった。
季節的にはこのあたりがいいなぁ、という感じ。
虫が発生する夏は避けたいので、次回はずれこまないようにしよう。
いつも水質検査日はドキドキする。
結果が悪いと「専門の人に管理をお願いして下さい。」と言われかねないから。
(そう言われたら、浄化槽管理士の資格を取ろうと思っているのだけれど)
この気分を紛らわすために、私は検査員にちょびちょび話しかける。
このドキドキの話をしたら、
「資格を持ってらっしゃるのですか?」と聞かれた。
「いいえ。ないです。」と答えると、
「資格がないのに専門的なことに詳しいですね。」と言われたのだけれど、
実際のところ、マニュアル通り、指示通りにやっているだけで、
家庭用の浄化槽程度ではどの部分が「専門的」なのかよくわからないほど、
難しいことではない(と思う)のだ。
それはなんだか言ってはいけないような気がして、
「化学分析の経験はあるので、器具と装置と試薬さえあれば
水質検査も自分でできなくはないですけどね。」
と、とっさにエラぶってみたけれど、水質検査はあんまり関係ないか。
今日の検査員さんは若くて、とても真面目に真面目に外観チェックをしていた。
何がそんなに気になるんだろう、と思うくらい入念に。
彼が何度か繰り返した言葉は
「珍しい浄化槽ですね。」
県内では昨年、大工Kさんが建てた家で2基目だと思うけれど、
もっと普及してほしいな、と思う。
外観チェックや水素イオン濃度の測定、溶存酸素量の測定が終わると、
今度は採取した水で透視度と残留塩素濃度の検査をその場で行うのだけど、
ここで、またちょびちょび話しかけた。
透視度は20度以上(水面から20cm下のものが見えれば良い)という、
この浄化槽からしてみればふざけた数値が良基準だし、
残留塩素は「検出されればよい」という基準なので、
消毒剤さえ入れておけば検出されること間違いなしなので
この二つの検査はクリアー確実なんだけど、
ほら、睨んでると監視してるみたいでしょ(笑)
今日はなかなか興味深い話を聞けた。
透視度(水がどのくらい透き通っているか)の話をしたときに、
「自衛隊の大きな浄化槽では、
沈殿槽(消毒直前の水)で金魚を飼ってるところもあるんですよ。」
とのこと。
金魚!
先にこの言葉が出てくるなんて!
「この浄化槽も、金魚が飼えるんですよ!」
これまで、金魚を飼う話をして何度すかされたことか。
「金魚は・・・飼わなくてもいいですけどね。」とか
「金魚ですか?ハハハ・・・( ̄▽ ̄;)」とか。
私は水のpHを中性に保ち続ける(毎日浄化槽を気にかける)自信がなくてまだ飼っていない。
もう少し、家でゆっくり過ごせるようになったら飼ってみよう・・・かな?
それから、残留塩素濃度の検査中。
「塩素、多過ぎても環境によくないんですよね?」と聞いてみた。
「大腸菌を出さないことが重要ですから、検査値の上限はないんです。」との答え。
「でも、多すぎると良くないんですよね?」としつこく質問。
すると、
「鮎が生息する川の上流では特別に上限を設けてありますね。」と。
ほら!やっぱり影響あるでしょ!
実はこの浄化槽、大腸菌の検出に関しても水の消毒が不要であるという数値の実績がある。
わが家の浄化槽で実際に検査をしたわけではないので、これも言い切れる自信がなく、
私は小さな消毒剤の一番面積が小さい部分が下になるように置いているのだと話すと、
「管理会社は4ヶ月に一度の訪問で、切らしてはいけないとなると
大きいのを入れておくしかないですしね。
上限があるところは管理が大変だと思いますよ。」
「でも、その上限があるってのが本当は必要なことですよね?」
と、この検査員さんに攻めてみても仕方ないのだけれど。
話はかわるけれど、消毒剤について、今どうしようかな、と悩んでいるところ。
数が少ないから、と薬屋さんが取り寄せてくれなくなってしまった。
どこかの管理会社に頼るとしても、サイズが大きいんだろうな、と思い、
ちょっと調べてみて、
東ソーのトヨクロンPTS15を使いたくて事業所に問い合わせたのだけど、
手に入れる手段が一箱15kg(15錠×50袋)単位・・・
経年劣化、未開封で6ヶ月(ホント?)・・・
ひと月で1袋も使わないのに・・・
無駄に消費してたら本末転倒、大量廃棄はもってのほか。
インターネットで1袋単位で販売しているところを1件みつけたけれど何故かバカ高く2500円・・・
一箱をみんなでわけっこできるほど、仲間が増えて欲しい。
これまで使っていた日曹のハイクロンだと800円弱・・・
量も成分も、同じじゃん・・・
トヨクロンの営業さん、3回も質問に答えてもらってごめんなさい。
検査料の6,500円を支払って、あとは結果の郵送を待つのみ。
約束の時間10分前に大急ぎでもどってきたら、
検査員さんもちょうど到着したところだった。
使用開始半年後に受けた第7条の検査日が2002年6月、
以降、第11条検査は
2003年6月、2004年7月、2005年8月、前回2007年1月・・・
う~ん、回数は気にしないことにしよう。
立ち会いを条件にしているのに私の日程がなかなか指定できず
申し込みが少し遅れてしまうので、1年より数ヶ月が過ぎてしまう。
決して、検査回数を減らそうなどと思っているわけではない。
曜日や時間を特定したためか、検査が立て込んでいたのか、
今回は、清掃後の2月に申し込んだら2ヶ月待ちだった。
季節的にはこのあたりがいいなぁ、という感じ。
虫が発生する夏は避けたいので、次回はずれこまないようにしよう。
いつも水質検査日はドキドキする。
結果が悪いと「専門の人に管理をお願いして下さい。」と言われかねないから。
(そう言われたら、浄化槽管理士の資格を取ろうと思っているのだけれど)
この気分を紛らわすために、私は検査員にちょびちょび話しかける。
このドキドキの話をしたら、
「資格を持ってらっしゃるのですか?」と聞かれた。
「いいえ。ないです。」と答えると、
「資格がないのに専門的なことに詳しいですね。」と言われたのだけれど、
実際のところ、マニュアル通り、指示通りにやっているだけで、
家庭用の浄化槽程度ではどの部分が「専門的」なのかよくわからないほど、
難しいことではない(と思う)のだ。
それはなんだか言ってはいけないような気がして、
「化学分析の経験はあるので、器具と装置と試薬さえあれば
水質検査も自分でできなくはないですけどね。」
と、とっさにエラぶってみたけれど、水質検査はあんまり関係ないか。
今日の検査員さんは若くて、とても真面目に真面目に外観チェックをしていた。
何がそんなに気になるんだろう、と思うくらい入念に。
彼が何度か繰り返した言葉は
「珍しい浄化槽ですね。」
県内では昨年、大工Kさんが建てた家で2基目だと思うけれど、
もっと普及してほしいな、と思う。
外観チェックや水素イオン濃度の測定、溶存酸素量の測定が終わると、
今度は採取した水で透視度と残留塩素濃度の検査をその場で行うのだけど、
ここで、またちょびちょび話しかけた。
透視度は20度以上(水面から20cm下のものが見えれば良い)という、
この浄化槽からしてみればふざけた数値が良基準だし、
残留塩素は「検出されればよい」という基準なので、
消毒剤さえ入れておけば検出されること間違いなしなので
この二つの検査はクリアー確実なんだけど、
ほら、睨んでると監視してるみたいでしょ(笑)
今日はなかなか興味深い話を聞けた。
透視度(水がどのくらい透き通っているか)の話をしたときに、
「自衛隊の大きな浄化槽では、
沈殿槽(消毒直前の水)で金魚を飼ってるところもあるんですよ。」
とのこと。
金魚!
先にこの言葉が出てくるなんて!
「この浄化槽も、金魚が飼えるんですよ!」
これまで、金魚を飼う話をして何度すかされたことか。
「金魚は・・・飼わなくてもいいですけどね。」とか
「金魚ですか?ハハハ・・・( ̄▽ ̄;)」とか。
私は水のpHを中性に保ち続ける(毎日浄化槽を気にかける)自信がなくてまだ飼っていない。
もう少し、家でゆっくり過ごせるようになったら飼ってみよう・・・かな?
それから、残留塩素濃度の検査中。
「塩素、多過ぎても環境によくないんですよね?」と聞いてみた。
「大腸菌を出さないことが重要ですから、検査値の上限はないんです。」との答え。
「でも、多すぎると良くないんですよね?」としつこく質問。
すると、
「鮎が生息する川の上流では特別に上限を設けてありますね。」と。
ほら!やっぱり影響あるでしょ!
実はこの浄化槽、大腸菌の検出に関しても水の消毒が不要であるという数値の実績がある。
わが家の浄化槽で実際に検査をしたわけではないので、これも言い切れる自信がなく、
私は小さな消毒剤の一番面積が小さい部分が下になるように置いているのだと話すと、
「管理会社は4ヶ月に一度の訪問で、切らしてはいけないとなると
大きいのを入れておくしかないですしね。
上限があるところは管理が大変だと思いますよ。」
「でも、その上限があるってのが本当は必要なことですよね?」
と、この検査員さんに攻めてみても仕方ないのだけれど。
話はかわるけれど、消毒剤について、今どうしようかな、と悩んでいるところ。
数が少ないから、と薬屋さんが取り寄せてくれなくなってしまった。
どこかの管理会社に頼るとしても、サイズが大きいんだろうな、と思い、
ちょっと調べてみて、
東ソーのトヨクロンPTS15を使いたくて事業所に問い合わせたのだけど、
手に入れる手段が一箱15kg(15錠×50袋)単位・・・
経年劣化、未開封で6ヶ月(ホント?)・・・
ひと月で1袋も使わないのに・・・
無駄に消費してたら本末転倒、大量廃棄はもってのほか。
インターネットで1袋単位で販売しているところを1件みつけたけれど何故かバカ高く2500円・・・
一箱をみんなでわけっこできるほど、仲間が増えて欲しい。
これまで使っていた日曹のハイクロンだと800円弱・・・
量も成分も、同じじゃん・・・
トヨクロンの営業さん、3回も質問に答えてもらってごめんなさい。
検査料の6,500円を支払って、あとは結果の郵送を待つのみ。