汚泥抜き後4日目 | " 木の住まい " に出会って、杉の家

汚泥抜き後4日目

汚泥抜き翌日の2月5日の朝はチェックできず、
仕事から帰って来た薄暗い夕方にのぞくと、水の量は既にもとどおり。
たくさんの水を使っているんだなぁ、しみじみ。
暗かったので、水の状態はよくわからないけれど、
槽内液常時循環のための接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)の白いバルブを少し開いておいた。
同じ開き具合でも、嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)にもどる水の量が安定しないため。

3日目、2月6日の朝もチェックできずにやはり夕方のチェック。
今度はまだ明るいのでよく見える。
誰も水を使っていないのに、接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)に
水がどんどん流れ込んで来る。
前日のバルブが開きすぎだったために、水がぐるぐる回っている様子。

こんなとき、接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)の水位がぐんと下がって、
移送先の嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)の水位がぐんとあがっていたのに、
水位はいつもどおり?汚泥を抜いたから?

実は、浄化槽の図面をみても今ひとつ水の流れを理解していなくて、
汚泥を抜いて水位が随分下がったあと、
嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)をいっぱいにしようとしたとき、
嫌気濾床槽第2室(2番目の槽)に流れる道筋を見つけた。
いつもは汚水に隠れて見えないところ。こんなところに通り道があったんだ!
写真は撮れなかったので、解説はまたいずれ。

接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)の水が少し濁っていたので、
沈殿槽(5番目の槽)の水をくんで透視度をはかると 40cm。
移動時間が速過ぎて微生物が分解する間もなく来ちゃったとか?
それにしても、法定検査の基準がこれよりさらに下ってどうかしてると思う。
むか~し昔は見えていた川の底なんて、見えるはずがない。

白いバルブをもう少し閉めて、この日はおしまい。

4日目 2月7日13時 
白いバルブの閉め具合は、微妙、かな。
流れているわけでもなく、止まっているわけでもなく、
過去の経験からすると数日後には流れなくなってしまうかも。
目標の「1分間あたり2リットル」にはなりそうにないので、
指でバルブをコンコンッとつつく程度に開くほうへ。

沈殿槽(5番目の槽)の透視度は92cm。随分きれいになってきた。
翌日にはもう、100cmを超えるだろうか。
水素イオン濃度(pH)と亜硝酸濃度を測定して安心してから
法定検査の依頼を出そう。