初めての汚泥抜き その3と逆洗
約束の時間どおり、14時ちょうどに呼び鈴。
どんな人が来てくれたんだろう~~~とドキドキ、やさしそうな人でよかった~。
おさらい
嫌気濾床槽第1室 (1番目の槽)0.6立方メートルの汚泥抜き
嫌気濾床槽第2室 (2番目の槽)0.4立方メートルの汚泥抜き
接触ばっ気槽第1室(3番目の槽)何もしない
接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)何もしない
嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)0.6立方メートルを抜いた後
「ここにしか、バキュームホースを入れないで下さいって言われているんです。」
と、菅原さんたちが悩まされてしまった事故例の説明すると、
「でも、表面に浮いているスカムを吸い取ったほうがいいんじゃない?
また浮いて来るよ?」と業者さん。
う・・・それは菅原さんに指定された「ここ」以外になってしまう。
むやみに清掃してはだめと言われているので、
きっと、スカムはそのままで良かったんだろうな。
「表面だけだから、傷つけないから大丈夫だよ。」と言われ、
見張りながらお任せしてしまった。
それから「ここ」にホースを入れ、「あっ、意外と深いんだ。」
それから計量開始、みるみる水面が下へ。結構あるんだ、0.6立方メートルって。
頭の中をこれを補う水道代がよぎった。(笑)
嫌気濾床槽第2室(2番目の槽)0.4立方メートル
こちらの要望をきちんとくんでくれて、本当に汚泥抜きだけを
嫌な顔ひとつせずにしてもらえて嬉しかった。
「本当にこれでいいの?」って不思議そうな顔はしてらしたけれど。
「同じ1立方メートルなら、第2室はそのままで、
第1室から1立方メートル取るほうがいいと思うけどなぁ。」とのご意見も。
「相談してみますね。」と答えておいたけれど、きっと次回も同じ方法かな?
「水はどうする?まあ、このままでも自然にたまるけどね。」
通常はおそらく張ってからお帰りになるのだろうけれど、
お風呂と洗濯の水で1日もかからないだろうから、とりあえずそのままにしてもらい、
帰られた後でもういちど蓋をはずし、
じょうろで水を流しながら100円ブラシで浄化槽の働きに影響はない、簡単なお掃除。
そうだ、逆洗をしばらくしていなかった。汚泥抜きの前の方が良かったのかな?
逆洗前の接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)
4番目の槽で、他のみなさんはPHが中性になるように調整して金魚を飼っている 。
ここを見た業者さんも「確かにきれいだなぁ。」と言うくらいで、文句なしの透視度。
青いバルブで送っている空気は微生物のため。
逆洗は、接触ばっ気槽第1室(3番目の槽)、第2室(4番目の槽)の順で、
赤いバルブひとつ10分ずつ底のほうにぼこぼこと泡を送ると、
ろ材についていた汚れが離れて水は真っ黒。
ブロアを止めて静止する。
次にブロアに通電する前に白いバルブを開くのだけれど、
忘れて閉めたまま通電すると大変なことになるので、静止後先に少し開けておいた。
汚泥は動かないんだけど、だめかしら?
静止後、澄んだ上面の水
30分とあるところを、都合で1時間。
それからエアーポンプに通電し、沈んだ汚泥を嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)へもどす。
当然、これらのふたつのばっ気槽の水は減り、嫌気濾床槽第1室はいっぱいになって来たので
白いバルブをしめて移送中止。
2枚目の写真の通り、ろ材が水から出てしまった嫌気濾床槽第2室(2番目の槽)へ流れ始め、
すべてのろ材が水に浸かった状態にして作業を終えた。
本当は、水位が元通りになってから逆洗すべきだったのかな?
でも、ろ材が水から出てるよりいいよね、と自己満足。今日はここまで。
明日か明後日、水がたまって水位が元通りになったら
今度は槽内液常時循環のため、接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)の白いバルブを再度開き、
嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)に一定の水がもどるように調整する。
このバルブの開き具合がなかなか難しく、多すぎると水位が狂ってしまうし、
OKと思って数日後にのぞくと水流が止まっていて循環されていなかったりする。
「ひとつの白いバルブを開く」という、たったこれだけの作業が、
私にとっては一番難しいのだ。
どんな人が来てくれたんだろう~~~とドキドキ、やさしそうな人でよかった~。
おさらい
嫌気濾床槽第1室 (1番目の槽)0.6立方メートルの汚泥抜き
嫌気濾床槽第2室 (2番目の槽)0.4立方メートルの汚泥抜き
接触ばっ気槽第1室(3番目の槽)何もしない
接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)何もしない

「ここにしか、バキュームホースを入れないで下さいって言われているんです。」
と、菅原さんたちが悩まされてしまった事故例の説明すると、
「でも、表面に浮いているスカムを吸い取ったほうがいいんじゃない?
また浮いて来るよ?」と業者さん。
う・・・それは菅原さんに指定された「ここ」以外になってしまう。
むやみに清掃してはだめと言われているので、
きっと、スカムはそのままで良かったんだろうな。
「表面だけだから、傷つけないから大丈夫だよ。」と言われ、
見張りながらお任せしてしまった。
それから「ここ」にホースを入れ、「あっ、意外と深いんだ。」
それから計量開始、みるみる水面が下へ。結構あるんだ、0.6立方メートルって。
頭の中をこれを補う水道代がよぎった。(笑)

こちらの要望をきちんとくんでくれて、本当に汚泥抜きだけを
嫌な顔ひとつせずにしてもらえて嬉しかった。
「本当にこれでいいの?」って不思議そうな顔はしてらしたけれど。
「同じ1立方メートルなら、第2室はそのままで、
第1室から1立方メートル取るほうがいいと思うけどなぁ。」とのご意見も。
「相談してみますね。」と答えておいたけれど、きっと次回も同じ方法かな?
「水はどうする?まあ、このままでも自然にたまるけどね。」
通常はおそらく張ってからお帰りになるのだろうけれど、
お風呂と洗濯の水で1日もかからないだろうから、とりあえずそのままにしてもらい、
帰られた後でもういちど蓋をはずし、
じょうろで水を流しながら100円ブラシで浄化槽の働きに影響はない、簡単なお掃除。
そうだ、逆洗をしばらくしていなかった。汚泥抜きの前の方が良かったのかな?

4番目の槽で、他のみなさんはPHが中性になるように調整して金魚を飼っている 。
ここを見た業者さんも「確かにきれいだなぁ。」と言うくらいで、文句なしの透視度。
青いバルブで送っている空気は微生物のため。
逆洗は、接触ばっ気槽第1室(3番目の槽)、第2室(4番目の槽)の順で、
赤いバルブひとつ10分ずつ底のほうにぼこぼこと泡を送ると、
ろ材についていた汚れが離れて水は真っ黒。

次にブロアに通電する前に白いバルブを開くのだけれど、
忘れて閉めたまま通電すると大変なことになるので、静止後先に少し開けておいた。
汚泥は動かないんだけど、だめかしら?

30分とあるところを、都合で1時間。
それからエアーポンプに通電し、沈んだ汚泥を嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)へもどす。
当然、これらのふたつのばっ気槽の水は減り、嫌気濾床槽第1室はいっぱいになって来たので
白いバルブをしめて移送中止。
2枚目の写真の通り、ろ材が水から出てしまった嫌気濾床槽第2室(2番目の槽)へ流れ始め、
すべてのろ材が水に浸かった状態にして作業を終えた。
本当は、水位が元通りになってから逆洗すべきだったのかな?
でも、ろ材が水から出てるよりいいよね、と自己満足。今日はここまで。
明日か明後日、水がたまって水位が元通りになったら
今度は槽内液常時循環のため、接触ばっ気槽第2室(4番目の槽)の白いバルブを再度開き、
嫌気濾床槽第1室(1番目の槽)に一定の水がもどるように調整する。
このバルブの開き具合がなかなか難しく、多すぎると水位が狂ってしまうし、
OKと思って数日後にのぞくと水流が止まっていて循環されていなかったりする。
「ひとつの白いバルブを開く」という、たったこれだけの作業が、
私にとっては一番難しいのだ。