●今日はずっと『鬼眼城』の続きを書いてました。
他の仕事も山積みなため、時間があいた時に少しずつ書いてるのですが、
まあ、15年書き続けてますからね、気心が知れた旧友みたいなものです。
どこをどうするかは頭の中にできてるので、それを文に起こしていくという感覚。
章の頭から読み直して推敲し、その勢いで次(まだ書いてない部分)にかかるというのが私の癖なため、時間がかかります。同じところを何回も推敲してるし。
そして新しい部分の執筆は、勢い重視。
気持ちをのせて、勢いで文を走らせ、多少の粗さは目をつぶって先に進める。そうすると「頭の中でできてる」以上に膨らませることができるのです。
そうやって書き進んでおいて、あとでじっくり推敲して文章を練り上げる。
勢いで書いてしまった贅肉も、推敲時に削る。
「大事なものを得るためには他を捨てなければいけない」「社会は不寛容で、多数派の平常を維持するために少数派を弾く。その弾かれた人々の生き様」というテーマは15年前のゲームシナリオと変わってませんが、
登場人物の数をかなり増やして群像劇にしたため、増えた新人物をどうストーリーに絡めるかが課題。
でも、おかげで旧人物の掘り下げもでき、より豊かで深い物語世界になりそうです。
40万字の長編ですけど、ほぼ一日の話なんですよね。
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