良かったこと、思ったこと、気が付いたことなどを。


【気候について】

私が行ったのは3月4日から1週間だったんですが、とにかく寒かった。

天気は変わりやすくて、チュニスに着いたときには冷たい雨。その後、急に晴れたり曇ったりを繰り返しました。

服装は、日本が寒かったこともあって、ライナー付きの膝丈のミリタリーコートにチュニックワンピとレギンス。首には薄手のパシュミナをグルグル巻きにして、帽子を被っていても未だ寒かった。

ガイドによると、この季節の天気は変わりやすくて予測が付かないとのこと。

2月には雨期が明けるとガイドブックに書いてありましたが、そのとおりにはいかないようです。

着脱ぎができる服装と、首周りを冷やさない小道具が役に立つと思います。




ただ、寒いだけじゃなく、お花が沢山咲く時期でもあるので、3月のチュニジアは良いシーズンだと思います。


【トイレ事情】

私たちは添乗員とガイドの付いたツアーだったので、結構頻繁におトイレ休憩がありました。ちゃんと考えてくれての場所選択だったと思う。汚いトイレは無かったので。

博物館や美術館のトイレには必ずトイレおばさん(お姉さん)かおじさんがいます。その時にはチップが必要。0.5ディナールほどを渡してました。

紙を使う習慣が無いので、紙が無いときもあり。そして、紙が流れにくい・・・。

トイレを使うときには、前の人が①トイレおばさん(お姉さん)の有無②ペーパーの有無③流れの良さを次の人に伝えるという、暗黙のルールができました。


【食事】

全食事付きだったので、自分で冒険することは無かったので、他のレストランがどうなのかはワカリマセン。

ツアーで行ったのは、結構立派なレストランが多かったと思う。でも、日本での団体旅行で訪れる食堂のことを考えると、美味しい所じゃないのかも・・・。

最初のチュニスのホテルの夕飯から、ずっと一貫しての感想は「味がない」です。

名物料理らしきものも食べたけど、すべてに関して味がなかった。でも、もともと薄味が好きだし、野菜がたっぷりなので、不味いとは思わなかった。日本ではマトンが食べられないんだけど、チュニジアでは美味しいとさえ思ったので、日本人の口に合わないということは無いと思います。




野菜はジャガイモ、人参、トマト、巨大なシシトウ、謎の葉っぱ・・・。

だいたいが、こんな感じの食事でした。デザートはオレンジ丸ごと。

パンは小麦の味のする素朴なパンで、私は好きでした。


【航空会社】

今回の旅で一番不満といえば、飛行機。

エミレーツのエコノミーは、長時間向けではないと思った・・・・。

座席との間が、とってもミニマム。バッグを置いた上に足を載せないと座れない感じ。

椅子自体は座り心地がいいんだけど、そのために空間が取れなかったということなのかも。

日本便に搭乗していた日本語のCAは、とても感じが良いんだけど、その他のCAは怖かった・・・。

機内食は、デザートが美味しかったイメージしか残っていません。

お金に余裕が有れば、フランス周りで行った方が良いかなあと。相当に金額が違うけど。


【持ち物】

持て行ってヨカッタ物・・・・。

・トイレットペーパー

 ホテルにはトイレットペーパーはあるけど、巻きが薄いので無くなりそう。足りなくなるかもと気が気じゃなかった    けど、友人共々1ロールづつ持参してたので間に合った。

・流せるティッシュ&除菌ティッシュ

 公共のトイレ(レストランのトイレでも)時々ペーパーが無い。普通のティッシュだと絶対に詰まっちゃうので、必ず流せるティッシュを持参。除菌ティッシュも流れるやつで。


・ホカロン

 余りの寒さに鳥肌が立った。ホテルの部屋も暖房がなかなか効かないので、ホカロンを腰に貼ったり、お腹に貼ったりして寒さを凌ぎました。


・薄手のパシュミナ

 1900円で買ったパシュミナは、大判ながらマフラーにもなる優れもの。首に巻く、頭から被るなど。飛行機の寒さ対策に持って行ったけど、結局は旅の間中手放さなかったもの。


・充電器と万能ソケット

 ケイタイとipodの両方を充電できるアダプター。1500円程度で買いました。どんな形でもOKのソケットとセットで。小さいし軽いから荷物にもならない。


・ノイズキャンセリングイヤホン

 飛行機のノイズがまったく気にならない。静かな音楽を聴きながらだと飛行機の中で眠ることができる。これの効果にはオドロキ。


・お酒の小瓶

 眠れないときのために。税金のかからない範囲に気を付けて。

 アルコールの値段が高いし種類が少ないので、自分の好きな物を持参。ちなみに持て行ったのは「ジン」でした。ストレートでも飲めるし(笑)


【持っていたけど・・・】

持って行ったけど、意外と使わなかったモノ。

・カロリーメイト

 食べ物が合わなかったら・・・と思って持って行ったけど、食べ物が大丈夫だったので出番なし。


・メラトニン

 眠れなかったら・・・と思って持って行ったけど、朝が早いのと移動で疲れるのとで、毎晩爆睡。



【帰ってきて、思ったこと】



蜃気楼の浮かぶ塩湖

美しい砂しか見えないサハラ

あまりにも美しいアトラス山脈

活気があるのに素朴なメディナ

シャイで親切な人たち

アジア人に興味津々の若者たち

映画の中でしか見たことの無かった「チュニジア」

絶対にまた行きたい。

いつか、必ず。

 

【7日~8日目】

チュニジアの空港で、PCのトラブルによりチェックインに異様に時間が掛かった結果、登場時間まで買い物する時間も無い・・・ということで、ダッシュで免税店に駆け込み、買い忘れのお土産を買ってゲートに走っていきました。

が、待合室ではノンビリムードが漂い、誰も乗り込む準備をしていない。

なぜ?とアナウンスに耳を澄ますと、リビアのトリポリからの飛行機が遅れているとのこと。

「ま、そういうこともあるよね」と、私たちもノンビリして、お喋りしたりトイレに行ったりしておりました。

しかし、1時間経っても来ない・・・・。

ふと頭を過ぎった添乗員さんの言葉。

「以前、飛行機の到着がすごく遅れて、ドバイで1泊したツアーがあったんですよ。」

それに対して、

「それって、結構ラッキーじゃないですか~。ドバイも見られるし~。」

なんて言ってたのは、自分たちには関係ないと思っていたからで・・・・。


2時間遅れで到着した飛行機に乗り込み、「間に合うのか?」とドキドキしながらの出発。




座席の背のモニターのお姉さんのにこやかな顔とは裏腹に、搭乗しているCAたちの機嫌が最悪。

何故かというと、リビアからの乗客の行儀の悪さ。

トイレに入ったら、手を拭く紙が散乱し、トイレットペーパーは無し。

毛布で鼻をかむ。食事のトレーは勝手に床に置く・・・。

その結果、CAたちの怒りまくった声を聞くことに。


6時間余りの飛行時間の間、汚いトイレに行きたくなくて、限界まで我慢して1回きり。

前の席の体の大きな乗客が動くたびに、背もたれがググーッと迫るのを我慢し、後ろの席のアベックが、モニターのタッチパネルを力一杯叩くのに我慢・・・。


そして、やっと2時間遅れの飛行機がドバイに着いたとき、荷物を体に掛けて、ダッシュできる準備万端の私たちは、日本に向かう飛行機が飛び立った後だということを知ったのです。


添乗員さんは、明日の便の席を手に入れるためにカウンターの上に乗らんばかりにまくし立て、私と友人はバッテリーの切れそうな携帯で職場に電話。

「あの~、リンダですが、今ドバイなんです」と、笑いしか出てこない状態で説明。明日はお休みしますと。

他の参加者の方々は、こんな事態にも慣れた風で、またですか・・・といった感じ。


結局、係員が泣きそうになりながら手配をし、航空会社の手配したホテルに入ったのは3時間後。

午前5時にホテルにチェックイン。もちろん3食付き。

スーツケースが24時間内の滞在でホールドになっているので、着の身着のまま。

数時間寝てからホテルからのバスで大きなショッピングセンターに。

カルフールで着替えを買ったり、お土産を見たりして過ごしました。

なにしろドバイの情報が無いので、観光も出来ず。真夜中の12時にチェックアウトなので、遠出も出来ず。

両替してないので現金も無し。




ショッピングセンター内のカフェでお茶。中国緑茶が選べたのが嬉しかった。

チュニジアと違って、イスラム色の強いドバイでは、例の服装の人が多かった。中には顔までスッポリと布を被った女性も。

添乗員さんが「チュニジアとは相当に宗教意識が違います。十分に配慮して注意してくださいね」と言っていたので、私たちも「十分に注意」して疲れてしまった・・・。


午前0時にチェックアウト。

そしてやっと24時間遅れで日本に帰りました。






【6日目】

スース

チュニス


チュニジアで過ごす最後の日。5時半のモーニングコールで起きて、最後のホテルからの朝焼けをパチリ。

今回の旅で、一番海に近かったのに、ビーチに出ることもなく・・・。

あたふたと荷物を整理して出発です。

チュニジアの首都、チュニスまで145Kmをバスで移動。カルタゴの遺跡に向かいました。

カルタゴと言えばハンニバル。それしか知らないでチュニジアまで来た私。



チュニスの街を一望する高台に、ローマ時代の柱が立つ遺跡の公園がありました。高台だから寒かった。

ローマに負けた時に、徹底的に破壊され、人が住めないように塩までまかれたというカルタゴ。

その遺跡が、ローマ時代の建造物の下から発見されたということで、今の土地よりも低いところにあります。



この遺跡は、一般的な民家で、3軒繋がってるそう。よく見ると、入り口の3角に組んだ石も見られます。

今まで見てきた巨大なローマの遺跡と違って、細かく組んだ石組みが繊細な感じの遺跡でした。

この遺跡の近くに博物館もあって、カルタゴの遺跡から発掘された副葬品なども見られます。

綺麗なガラス壷など、なかなか面白かった。部屋の隅の方には、天井まで届くローマの彫像があったけど、カルタゴの遺跡の博物館なので、ローマ時代の彫像にスポットが当たって無い・・・。

美しい女神の彫刻などは、レプリカで、本物はフランスが盗んで行った(ガイド談)と。本物はルーブルにあるそうです。

この遺跡公園では、女学生の集団に会って、恥ずかしそうに「コンニチワ!うふふふ・・・」と声を掛けてくれました。こちらも「コンニチワ!」と言ってお辞儀をすると、すごく喜んで、自分たちもお辞儀をしてキャーキャーとはしゃいでました。もっとお話をしてみたかったなあ。一緒に写真を撮れば良かった。


次に向かったのはローマ時代のお風呂の遺跡「アントニウスの浴場跡」です。

またまた巨大・・・。



巨大過ぎて何だか分からない・・・・・。復元模型を見てから現物を見てもピンとこない。

この遺跡の右側は大統領官邸で、警備の警官の姿が見えていて怖い。

右側には絶対にカメラを向けてはいけないと、ガイドにきつく注意されましたよ。


そして、今回の旅で最後の観光地、「シディ・ブ・サイド」。



白い壁にブルーのドアと窓。街路樹はオレンジ。


なんて綺麗なんだろう~。と思った。

この町は、建物を建てる場合は、必ず白い壁と青いドアにしなければいけないのだとか。

きつい坂道を登っていくと、もっとみっちりとした建物群と、地中海が見られます。



うっすらと向こうに見えるのが地中海。

路地にある建物も全部同じ色。

ここまで徹底すると、凄いなあと感心。



メイン通りの建物は、ほとんどがお店。

お土産ものや、アイスクリーム、ドーナツを売るお店があった。

お腹がすいてしまって、ドーナツを買って食べたけど、アメリカのドーナツと違い、スカスカのヤワヤワで美味しかった。混んでいるので並んで待ってたら、どんどん横は入りされちゃうので、強い態度で臨むのが大事。




これでチュニジア観光は終了。

この後は空港に向かい、お世話になったガイドさんと、運転手さんにお別れ。

日本語ペラペラのガイドさん。太ってて、とても柔道家には見えなかったけど、柔道で日本に留学をしていたので、その時のエピソードを、バスの移動時間に話してくれました。

物価が高いと聞いていたので、お金が無くて食べ物が買えないかも・・・・と心配になり、デーツを山ほど持って行ったとか、ムスリムなのにカツ丼を食べてしまった話しとか・・・。

運転手さんは、運転が上手くて綺麗好き。窓ガラスが汚れると、次の日には綺麗に拭いてくれてました。有名人と撮った写真を嬉しそうに見せてくれた。フミヤやジーコ監督。回ってきた写真を見て、全員が同じ反応を示したのがナカタヒデ。みんな必ず「おー。ナカタだ~」と言ってしまう。何でだろう?


チュニスの空港で、今回の旅で初めてのトラブル発生。

チェックインをしていたらPCがダウン・・・・・・。係員は「お手上げだぜ~」のポーズをするのみ。カウンターから出てきて「あ~あ。」みたいにタバコで一服。日本でこんなことしたら、懲戒だよ。

飛行機には間に合ったけど、ほとんど時間無し・・・・。かと思われたのですが、

この後、最大のトラブルが待っていました・・・・・(続く)。