14時46分
パソコン教室では
レッスンの手を止めて、黙とうをされていた生徒様がいらっしゃいました。
震災から2年が経ちましたね。
仮設住宅ではDVや幼児虐待が増えているとか…
阪神淡路の震災後も、同じようにこうしたことが深刻な問題だったようです。
失業したり、仕事が激減したりで、夫が家にいる時間が増え、
そういう精神的ダメージを仮設住宅という狭い家の中で晴らしてしまっている現状だとか。
精神的にもつらい日々をみなさん過ごされているんですね。
物的な支援もまだまだ必要ですが、こういう精神的な支援はもっともっと必要なようです。
かといって、遠く離れたところにいて、自分に何ができるのかなぁ…
と、そこで止まってしまいます。
物的支援にばかり回されがちな義援金を、
精神的支援がメインの機関へ回してくれたらいいのにな。
それも、「何かあったら相談に来てください」とかじゃなくて、
ガツンと「DVや虐待ないですか?」的な感じじゃなくて、
毎日のお話し相手を付けるとか、支援者側が出向いて、様子を見ていくとか、
そういうふうにして見つけていかないと、
絶対埋もれてしまってるDVや虐待はたくさんあると思います。
虐待受けてます!助けてください!
なんて子どもたちは逃げ出したりしないし、
夫に暴力振るわれてます!
って、誰かに相談とかしたら、ますますひどくなるかもしれない…
っていう不安
きっとあるでしょうね。
周りが見つけてあげられるといいんでしょうけど。
みんな自分のことで必死なのが現状なのかな…
大変だろうな、つらいだろうな…
そう思うけど、
1日も早く、
心にも穏やかな思いがあふれる日々になりますようにって、
結局祈ることしかできないのです。
息子は明日、4歳になります。
彼の誕生日には、毎年、いろんな思いが去来するのです。
父の7回忌にて
仮設住宅で暮らす子どもたちも きっと 幸せな誕生日を過ごせますように…