最初の頃は
ちょっぴり うれしはずかし

ぜんぜん
しっくりこんで変な感じ
住所氏名書く時
な~んか変な感じ

徐々に慣れてきた日々
長女は初孫

娘が産まれたとき
義父から言われた一言
「長男の嫁が、男産まんでどうするんや」
「〇〇ッ〇(当時いた飼い犬)の方が
かわいいな 」
クッソォーー!!

しんどい目して産んで
掛けられた言葉がソレかぃ!!
悪かったな!女の子で!
あたしゃ、女がよかったんや!←心の声
その後、2人の男子
産んだんや!
一応、長男の嫁の役目は果たしたやろ!
と、鼻息荒く
嫁の立場で居座る

義弟は未婚
嫁は唯一あたしのみ
比べられる相手もおらんから
そのへんは助かった

なんせ、テキトーな女やからな

でも、ええ嫁じゃないよな
ガンに罹って
親より早く去るかもしれんのに
嫁の方が早よ墓入りするか?
いやいや、ソレはアカンやろ~

一応、順番ってもんは守りたい
まぁ、予定外の多額の借金やら
あたしの病気やら
すったもんだいろいろあったけど
乗り越えてきたよな~
『毎年、この日のホタル見に来ようか…』
むか~しむかしの約束 覚えとう??
この日とちゃうけど
今年もホタル見に行けて良かった

短い生涯
懸命に光輝かす
あのホタルのように…
残された時間
力いっぱい輝きたい
そう思う傍ら
あの、儚げな光が
心なしか哀しく感じた
多少の月単位の誤差はあるけど
これからは、
旧姓を名乗ってた年月の方が
短くなっていくんやな…
ちょうど一週間ほど前のお話
世間は騒がしい一日やったな…