リクさんのメールからの情報
「ニーズ/ウォンツ」とは、消費者の心理を指すマーケティング用語。ニーズ
は、消費者が漠然と何かに欠乏している状態を指し、ウォンツは、具体的に何
かを欲求している状態を指します。
まだ、ちょっとわかりづらいかもしれないですね(苦笑)。端的な例を挙げる
と、「おなかが空いたなぁ」と漠然と食べ物を欲しているのがニーズ。「新鮮
なマグロが食べたい!」と具体的に何かを欲しているのがウォンツということ
になります。ポイントの一つは、企業が特定の商品を買ってもらうには、消費
者の欲求がウォンツにまで至らないとダメだということです。
だから、企業がマーケティングする際には、まず消費者がどのようなニーズを
持っているかを分析して、そこから具体的なウォンツを読み取りつつ(顕在化
している場合もあれば、潜在している場合もあります)、それにこたえる商品
を企画します。さらに、消費者がその商品を欲してくれるように広告・宣伝を
展開し、ウォンツを形成する仕掛けなども行うわけです。
ただ、ここからが重要なのですが、マーケティングの世界では「ニーズ/ウォ
ンツ」はあまりに多用されていて、その定義は実のところやや混乱気味。「ニ
ーズ」は消費者に意識された必要性、「ウォンツ」は意識されない必要性と定
義する書籍もありますし、そのまるっきり逆の定義もある始末。必ず両方セッ
トで一つの言葉として使う人もいますしね。最初の説明はあくまで代表例。
よくわからないので知り合いのマーケッターに聞いたらこんな答えが。「よく
ある定義をいくつか覚えておいて、『この人はこういう意味で使っているんだ
ろうな』くらいにアバウトかつ臨機応変に理解しておけばいいんじゃない?話
の流れが見えていれば、それでだいたいイケるよ」だそうです。あらら、本当
にアバウトな。できるならはっきりした正解が欲しいなぁ…。ところで、この
「正解が欲しいなぁ…」はニーズか?ウォンツか?