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宗民川村のブログ

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 練兵場の高い空に、遅れて上がる痛みの絶叫が尾を引いていく。
 高く、高く、遠く、遠く。

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第三章24 『決闘の顛末』



「――マーコス団長、ご報告が」

 駆け込んできた衛兵が敬礼しながらそう告げたのは、王選を定める条約の細かな部分を詰め終え、その日の会談に一区切りがつこうかというときのことだった。

 慌てた様子で肩を上下させる若い兵は、自分の踏み込んだ場所に集まる顔ぶれに気付くと顔を青ざめさせ、自分の働いた無礼に肝を冷やしている。
 さっと音が聞こえそうなほど血の気が引く衛兵、その彼の無礼を室内の人々の視線から庇うようにマーコスは動き、
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「部下が失礼をいたしました。私の指導不足です」

「話の区切りはよく、当人も反省が顔色に出ている。その上で上役の卿がそう言うのであれば、こちらが咎めることなどありはしない」

 謝意を示すマーコスに対し、部屋の面子を代表して寛大を示すのはクルシュだ。彼女は束ねた自身の長い緑髪を手で撫でつけると、「それより」と息を継ぎ、

「この場の事情を忘れて乗り込んでくるほどだ。よほどのことだろう?」
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 首を傾けて問いを投げるクルシュに、衛兵は一も二もなく頷いてみせる。それから衛兵は口を開きかけ、その内容が広まるのを恐れるような顔つきになり、

「団長、内密にお伝えしたいことが」

「……皆様の前で、あまり感心しない態度だが」

「それでも、です」

 それとなくたしなめる言葉に食い下がられ、マーコスは部下の態度に直感的に『マズイ』事態が起きているものと判断する。それだけ感じ取り、室内の人々に断って外で報告を聞こうとマーコスは決断するが、