今ひとたびの「ワンスアポンアタイム・イン・アメリカ」…自分の未熟さを思い知らされる

こんばんは

性質（たち）の悪い風邪が

流行っていますが、

ブログ主も危うく

ひきかけましたが、

何とか、こらえました

風邪による呼吸器の不調の

悪化の予防のために、

「ブリーズブレンド」の精油を、

ボウルに入れた熱湯に

数滴たらして、部屋中に

精油の香り（成分）を

拡散してました…

ハーブティ―や、ゆず茶も、

とっても良かったです

風邪をこじらせないためには、

「ゆっくりと休養する」

ことが、何より大事なので、

この1週間は、いつもより、

身体を休ませるように

しました。

でも、基本的に、あんまり

「ぼーっ」としていられない

性分のため、

「そうだ、あれを見よう！」

と、気になっていた映画、

「ワンスアポン・アタイム・

インアメリカ」のDVDを

見てしまいました。

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※映画の詳細については

　→こちら

この映画が、宝塚歌劇団で

公演されるという記事を

見かけて以来、

とても気になっていたのです…

※宝塚雪組公演の詳細は

　　→こちら

何故かというと、この映画は、

内容がとても残虐で暴力的な

描写が多く、

（私の友人も、ほとんどが

見ておりません…）

恐らく今でも、多くの女性が

拒否反応を示すであろう程、

ショッキングでバイオレンス

が満載の映画です…

それを、あの、宝塚で

公演するなんて～と

ビックリしたと同時に、

「うん、でも、きっと、

あの映画の美しい部分だけを

表現するような

内容になっているのかな…」と、

勝手に、想像しております

この映画を最初に見たのは、

公開から数年たって、

私が大学生になってから、

テレビで放映されたものを

見たのですが、

巨匠のモリコーネの

音楽の美しさと、

映画の映像美に

くぎつけとなり、

また、主人公とヒロインの

少年少女時代の、

余りにも切なく美しい場面が、

忘れられませんでした…

　※画像をお借りしております

特に、この映画の

「デボラ（ヒロイン）のテーマ」

は、私の最も大好きな曲で、

この曲が聴きたくて、

サントラ盤を買いました…

（今でも、無性に聴きたく

なる時があり、実際、

よく聴いています…）

でも、この映画に描かれる、

古きアメリカの、

残酷さの生々しさに、

ひどくショックを受ける方も

いらっしゃるとも思われますので、

「是非、見て！」とは、

言い難い映画でもあります…

そして、見た人によって、

幾通りにも解釈できる内容で、

というか、「年を重ねて、

色々経験してみて、

初めて理解できる」ような、

映画であることを、

今回、十数年ぶりに見て、

思い知らされました…

うら若き乙女であった頃は、

主人公のヌードルスのことが

理解できなかったのですが、

３０過ぎて見た時には、

「ああ、そうだったのか」と、

腑に落ちることが多く、

「うんうん、そうだよね…」

と、共感できたのでした…

でも、主要人物のマックスや、

ヒロインのデボラの気持ちが

よく、理解できませんでしたが、

今回、５０歳を過ぎて、

今一度、この映画を見たら、

「あ～、そうだったのか～、

私、全然、わかってなかった、

ホント、若かったんだな～」と、

衝撃を受けました…

特に、ヒロインのデボラのことを、

全然、理解できていなかった

ことに、驚愕しました…

（ホント、自分は未熟者です）

自分が50歳を過ぎて、

映画の中のデボラと

同じ年になってみて、

初めてわかる、彼女の真意…

（セリフに、彼女の深い思いが

散りばめられてるんです…）

そして、マックスの哀しみ…

現実の世界でも、

主人公のヌードルスのように、

愛する力が大きくて、

純粋すぎる人って、

本当は、すごく、残酷…

（悪いことを、している

わけではありませんよ）

と、思わされる場面に、

よく出くわします…

彼は、マックスが、

なぜ、自分の最愛の息子に、

ヌードルスの

名をつけたのか、

その本当の思いに、

気付いていたのか…

映画は、ヌードルスが、

自分の本当の罪（自分が、

どれだけ愛されていたのか、

理解できていない…）を、

自覚せぬまま、

終わっているように、

私は感じました…

（気付いてはいるの

でしょうが、完全には

理解できていない…ような）

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でも、まだまだ、この映画の

本当の意味や思いを、

理解できていません…

また、この映画は、

見る度に、見る人の

経験や心情が写し出される

ような、そんな不思議な

映画のようにも思えました…

多分、生きている間に、

何度も何度も見直し、

自分自身を見つめなおす、

そんな映画なのかもしれません…

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