自由を謳歌する前に… 真皮層に異物を埋め込む意味とは | Lime Tree ナチュラルセラピー スクール&サロン 日記

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こんにちは。

 

今日は、少し真面目なお話しをさせていただきます。

 

アロマテラピーでは、

精油を皮膚に塗布することから、

皮膚の構造と働きについて、

基礎的な知識を学びますが、

 

  ※画像をお借りしております。

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層構造になってます

 

 

皮膚の働きと仕組みの基本を理解すると、

 

精油を皮膚に塗布することの危険性や、

タトゥ―などのリスクも、

自ずとわかってきます…

 

精油も、原液で塗布した場合は、

表皮層に強い刺激を与え、

その奥の真皮層にまで影響を与えてしまいます…

 

 

私が取得した、

英国IFA(国際アロマセラピスト)のコースでは、

規定で、医療資格保持者しか解剖生理学を

教えてはいけないことになっていて、

そのコースで、女医さんの講師の方に、

 

「 細胞が再生しない真皮層に異物を注入したら、

 その箇所は、免疫力が弱まり、

 全身の免疫のバランスも

 崩れてしまう危険性がある 」

 

と、教えていただきました。

 

免疫とは、生物が、外部から侵入してきた

異物や細菌、ウイルスなどから身を守る、

防衛機能ですが、

 

皮膚は、その防衛の第一の砦となります。

(進撃の巨人の、壁みたいな感じですね)

 

私達の身体は休むことなく、

侵入してくる外敵と戦っています…

 

「 皮膚がつやつやしている 」ことは、

防衛機能がしっかりしていることになり、

 

逆に、皮膚の傷や、弱っている箇所は、

防壁に穴が空いている状態で、

その箇所から、外部の危険物が

侵入してくるリスクが、かなり高まります。

 

また、アレルギー疾患や、

膠原病などの自己免疫疾患のある方々が

 

重要な免疫器官である、

皮膚(特に真皮層など)に異物を注入すると、

その箇所に症状が出てしまう危険性が、

高まりますし、

 

また、

そのこと(真皮層に異物を注入する)によって、

免疫のバランスが崩れることで、

病気の発症につながる確率が高まります。

 

私自身は、タトゥ―に関しては、

個人の自由であると思っています

 

ただ、

真皮層に金属も混ざっている染料を

埋め込む行為は、

 

上記のように、免疫力を弱め、

全身の免疫バランスを

崩すリスクが高いのだということ、

そして、上記以外のことでも、

健康上、様々なリスクがあるのだということを、

 

しっかりと覚悟した上で、

自己責任で行っていただきたいのと、

 

免疫に疾患を抱える方々は、

その病状を悪化させる可能性が

極めて高まるのだということを、

しっかりとふまえていただきたいと、

切に願っております…

 

また、タトゥ―以外でも、

安易に真皮層に異物を注入することは、

極めて危険ですので、

必ず医療の管轄のもとに行うことを、

認識するべきなのではないかと思います真顔