時刻は7：40、
ヒースロー空港、ターミナル5。
ブリティッシュエアウェイズのカウンターの横のソファ。
その日本人は、
晴れやかな顔で、
一人微笑んでおりました、、、。
(๑´ㅂ`๑)←こんな感じ。
いやー、もうどうでも良くなるよねー。
怒りすらないよねー。
意味わからん過ぎて
自然と顔がほころぶよね～～～(╭☞´ ∇ `)╭☞言うよね～
結局ターミナル5じゃなかったやないかーい。
ターミナル2って言われたやないかーい。
そりゃぁそーだろうさ、
だって掲示板にはっきりターミナル2って書いてあったからなぁぁあ！！
お陰で結局乗り遅れだよ！
無駄に走っただけだったよ！
機内食食べなかったから
かれこれ15時間くらい何も食べてなくて
腹ペコだよ！
なんか食わせろよヒースロぉぉぉおお＼＼\ (งꐦ☉д☉)ง //／／
全身全霊で自分の精神を落ち着かせて、
一旦未来だけを見据えました。
とりあえずこれからどうするか。
この状況からの
最悪の展開は何か。
新しいチケット代が高額になること、か？
なら早くチケット取らんと！
ネットで探すと
1万6千円程度で、今日の昼に出発できる！
よっしゃ！これ取ろう！！！
、、、いや、ちょっと待て、、、
もしまた何か手間取って、
時間までにチェックイン出来ないなんてことになるかも知れない、、、
、、、早まるな自分、
最優先すべきは
空港脱出だ、、、ッ！！
は、、、ッ！？
そういえば荷物は、、、！！？
福岡空港で預けた大切な荷物ちゃんたちは
どうなるんだ、、！？
某、、、ていうか全サイト曰く
【本人がその飛行機に乗っていない場合は、
荷物も貨物からはじき出される】
とな、、、、。
ガ━━(ﾟДﾟ;)━━ン!
こ、、、これがかの有名な、、
海外旅行で荷物だけがどっか行っちゃう事件、、、！
荷物は、、、荷物だけは死守せねば、、、(((((((⊙ө⊙))))))ﾜﾅﾜﾅﾜﾅ
（※本当に、この荷物があるかないかで、
残りのアイルランド生活が充実するかどうかが決まるんです。
命の次の次の次の、、、、、、、くらいに大事なものなんです。）
何を考えていたのか覚えていませんが、
イギ―は空港の外に出るために
一旦ターミナル2に戻ることにしました。
ターミナル2へ戻るリムジンバスに揺られながら
初めて
「アイルランドに帰ってこない方が良かったんかなぁ、、、」
と思いました。
何も根拠はないんですけど、
もし本当にそこに行くべき人間なら
スムーズに事が運ぶと思ってるんですよねぇ。
障害が多いってことは
お前はそこに行くなって言われてるような気がするというか、、、。
まぁ気持ちの問題ですけど。
だから、
「あぁ～、日本に居ろってことかなぁ～。
アイルランドに頑張って着いたのに
事故とか事件に巻き込まれて
死んじゃったら嫌だなぁ～。あぁ～、、、死にたくないなぁ～。」
と、ぼけ〜っと考えておりました。
☛ターミナル2、
イミグレの列に並ぶイギ―。
「あら？
あなた何でまだこんなとこに居るのぉ(˘•ᴥ•˘)？？」
見覚えのある顔が
話しかけて来ました。
あ、、、案内ガールズＡ━━ヽ( ຶ▮ ຶ)ﾉ━━!!!
やだぁ――！
なんか恥ずかしい、やだぁ――！！
案内ガールズのアドバイスを無視したから結局乗り遅れたとか思われそうでやだぁ～～～！！
でも彼女はただ
「大変だったわね、、。とりあえずイミグレを通らないとね。元気だしてね(｡☌ᴗ☌｡)」
とだけ言ってくれました。
結婚してくださいm(__)m
イミグレで自分の番が来ました☟
このイミグレのおじちゃんが優しかった、、！！
こっちの徹底的に疲れ切った感を
前面に押し出した表情を察してくれたのか、
これでもかというくらい
丁寧にゆっくり、
これから自分がどうすればいいのかを
説明してくれました。
いやー、
このちゃんおじが
乾ききった心に潤いを与えてれましたよね。
余談なんですが、
個人的にアイルランド人より
イギリス人の方が
優しい気がするんですよね。
移民が多いからってのは
あると思うんですけど。
あんまりアイルランド人に
良いイメージないというか、、
空港内でもアイルランド人スタッフ
なんか怖いんですよね〜。
笑わんし、、。笑え。
結局、心のオアシスに言われた通りに
荷物を確認しに行きました。
まぁここでも余裕で
たらい回しですよネ。
確実な情報を得るために
色んな人に
同じ質問をしまくり、
やっと得た確実な情報が
「荷物は福岡空港からダブリン空港に
直行してるわヨ( ･ㅂ･ )」
でした。
え、
まじか。
テロ対策とかいいんか？？？
と思いましたが、
これで可能な限りマッハで荷物ちゃんをお迎えに行かなくてはいけなくなりましたʅ( ՞ਊ՞)ʃ≡
ピックアップされないからって
大事な大事な荷物ちゃん達が
どっかに葬られたら困るからぁ！！！
空港を出て、
チェックインカウンターが乱立する階に向かい、
適当に暇そうなスタッフに話しかけたんですけど、
これが大当たりでしたねー＼＼\\ ٩( 'ω' )و //／／
☞エアリンガスのカウンターに聞くように
指示されました。
エアリンガスのカウンターには
イスにお姉さん座りをした
ぽちゃ姉がおりました。
イギーは事情をすべて話します。
すると、
ぽちゃ姉
「で？結局何が知りたいワケ•̆₃•̑？」
来たよ無愛想なアイルランド人スタッフだよ。
くっそ、、、
少しは笑えよ、
こっちはたらい回しで
ヘトヘトなんだよぽちゃ姉よぉぉぉぉおお＼＼\ (งꐦ☉д☉)ง //／／
完全に八つ当たりですネ。
この後イギーは
パスポートだけ出して
お得意の黙秘権を行使してたんですけど
ぽちゃ姉が一言
「9:20までに行ってね。」
ち、、、チケット発行してくれてるぅぅぅううう━━━(ﾟﾛﾟ;)━━！！？
何も言わずに
次の便乗せてくれるってぇーのかい！！？
ぽちゃ姉━━щ(ﾟДﾟщ)━━！！
あざーーーーーーっっっす( ᵒ̴̶̷᷄ д ᵒ̴̶̷᷅ )！！！
その時すでに9:05、
喜んで全力ダッシュしましたね〜。はい〜。
結果的に無事乗れまして、
結局どうするのが正しかったのか、
今でも謎だし、
これから先解明されることも
恐らくないでしょう。
こうやって
いい思い出になってるのも、
追加料金が全く発生しなかったからだと、
重々承知のすけでございます。
いや〜
でもほんと疲れたーーー！
でも良かったーーー٩(๑❛ㅂ❛๑)۶
おわり。
え？
なんでエアリンガス( ･ㅂ･ )？
なんて思わないで下さい。
自分も全く分かりません。