辻村深月さんの「朝が来る」を読みました本

長く辛い不妊治療の末、自分たちの子供を産めず、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。それぞれの葛藤と、人生を描いた作品。

幼い母「ひかり」に感情移入する人が多い中、私は不妊治療の女性「佐都子」の方に深く共感しました。「こうまでしなければ、自分たちは子供を授かることができないのか。多くの家族が当たり前のように授かる子供を。」佐都子たちの不妊治療から養子をもらうまでの章は、涙を流さずにはいられませんでしたえーん

 

養子をもらう。そんな選択肢を考えておくのもありかなと思う。不妊治療で必ずしも子供が授かるとは限らない。頑張っても子供を授からなった時の悲しい気持ちを想像するよりも、もし無理だったら養子を受け入れようと考えていた方が、気が楽かな。自分たちの子供が授かれば、それに越したことはないけれど。

 

日本は世界と比べて特別養子縁組の認知度は低く、件数も少ないよう。年齢制限などの条件もあり、養子をもらうのは難しいかもしれないけれど、養子のことをもっと調べていきたいなあと思いました。

 

本を読んだ後、調べて驚いたのは中絶の多さビックリマーク

厚労省の平成28年のデータによると、35~39歳でも人工妊娠中絶率は7.6%にものぼるらしいですポーン  体外受精で生まれてくる子よりも、中絶される命の方が多いとはびっくり!!妊娠したいと根詰めるよりも、妊娠を望まないくらいの方が妊娠できるのだろうか・・・チーン

 

ちなみに「朝が来る」は、クリニックの待ち時間に読まない方がいいです。

「こうまでしなければ、自分たちは子供を授かることができないのか。」が頭から離れず、自分と重なり、クリニックの帰り道で号泣してしまいましたえーんタラー

 

今の自分にはぴったりの本で、勉強になりました ニコ風船