小学生の頃は至って普通の男の子だった。

 

特別頭が良かったわけでもなく、かといって特段悪いわけでもない。

クラスで浮いてたわけでもなく、いじめられていたわけでもない。親友と呼べる人だっていた。

でも1つだけ、みんなに自慢できることはあった。サッカーが好きで、地元で有名なクラブチームのトップチームにいたことだ。

 

学校に行って勉強をして、放課後は同じ学年の子とドッジボールをして帰る。

帰ったら宿題をしてゲームをして、夜は母にクラブチームの練習場に送り迎えをしてもらう。

今思えば、そんな毎日が幸せだったのだと思う。

 

このまま何事もなく、順風満帆な人生を送ると思っていた。しかし、中学校に入ってから全てが狂ってしまった。

僕の通っていたT小学校は、いわゆる「マンモス校」で学区が広く、中学校に入るときに生徒がバラバラになってしまう。そのせいで、仲がいい友達とは別々の中学校に行ってしまった。幸いにも親友と呼べる男の子も一緒だったみたいで、内心ホッとしていたと思う。

 

 

 

 

そんなことがありながら、進学してから1ヶ月、、、、

 

僕はクラスに馴染むことができなかった。

その中学校は、M小学校の生徒が大半を占めていて、T小学校にいた生徒は数十人程度しか居なかった。自分のクラスにも、T小学校だった女子は数人居た程度で、M小学校の生徒がほとんど。親友と呼べる男の子も別のクラスで、話すことも少なくなっていた。

 

M小学校の生徒が仲良く話ししている中、僕は寝たふりをして授業が始まるのを待つ毎日を送った。陰キャあるあるでよく寝たフリってのがあげられるけど、あれ嘘じゃないからね。今思えば、勇気を出してどこかのグループに混ざればよかったなと思う。陽キャグループは無理だけど、隅っこでゲームが好きそうな生徒が固まってたから、そこにでも混ざっておけばなって。

 

 

 

 

 

そんな日常を送って、半年ぐらい経過したある日のこと。

サッカー部のある生徒と喧嘩をしてしまった。その生徒っていうのが、親友だった。原因はしょうもなさすぎるけど、「親友の弟のカードを盗んだだろ」と言いがかりをつけられ、軽い口喧嘩が始まってエスカレートしていった。どれだけ弁明しても信じてくれない親友に、思っても居ない酷いことを言ってしまったのは今でも後悔してる。

 

次の日、中学に行くと変な噂が広まっていた。俺が親友をいじめていて、カードを盗んだって噂だ。あまりの衝撃と居心地の悪さで、1日中手の震えが止まらなかったのを今でも覚えている。後日判明したことだけど、その噂は親友の彼女が広めていたらしい。多分、親友から相談されて、誤解していたんだと思う。

 

それからして数日、なにかが切れて僕は学校に行くことはできなくなった。ただでさえ1人だったクラスで、更に孤立してしまい、支えだった親友を失ったことで、耐えきれなくなったんだと思う。母親も凄い甘くて、数日休むってことであっさりおkしてくれた。

 

 

 

その後色々あって、友達に会うのも怖くて外に出れなくなり、ヒキニート19歳の現在に至る。

 

自分の中に溜め込んでると、いつか耐えきれなくなっちゃうから、ここで吐き出していきます。書きなぐりですが、有名になりたいわけでもないし、独り言だと思ってコツコツ続けていく!