チー旅。〜世界一周する(仮)〜 -29ページ目



キューバ最終日。

そんな夜はそう、ジャズですね。




ジャズと言えば…。

去年の誕生日、ハハーンとグレンミラーの

コンサートに行く約束をしていた。

それと近日に、職場の上司の昇進祝いの幹事を務め、

日にちを自分の誕生日に重ねる凡ミス。

しかもなぜかそれに前日ぐらいまで気付かない。





幹事だった手前、コンサートには行けなかった。





そんな淡い思い出を思い出します。





キューバの夜の街へ繰り出して

コレクティボ(乗り合いタクシー)に乗り込みます。



キューバは危ない中米諸国の中で

最も治安がいいと言われていますが

味のあり過ぎる建物たちとオレンジ色の街灯が

まるでそうは思わせません。

車内から少しだけ萎縮していると、となりでは

チーさんの100倍萎縮しているふみちゃん。

そりゃ、怖いよね。







コレクティボの運転手さんはとてもいい人で

無事に目的地まで送り届けてくれました。ありがとう!







入場料は10クック(1,200円ぐらい)。

これでコンサートが見れてワンドリンクが含まれています。









私たちが到着したころはかっこいいお姉さんたちが歌っていました。

ショーガールって言うんですか。R&Bって言うんですか。

とっても力強くて感動しました。

あれに似てました。ビヨンセのモノマネの渡辺直美ちゃん。

うん、途中からもうそれにしか見えませんでした。

渡辺直美ちゃんのモノマネの

クオリティは本当に高いんだと思いました。






ステージに釘付けになっているふみちゃんとチーさん。

そこへ

「私も一緒にここ、良いですか?」

そう、日本語で声を掛けてくださったのは

東京からご旅行で来られたという可愛らしい女性ノナカさん。

こんな所で日本語で声をかけられるなんて。





ノナカさんは席に着くや否や私たちにこう聞いた。

「コンノさんを見に来られたんですか?」







ん?誰だろう?








チーさん「コンノさん?日本人が出演するんですか?」





ノナカさんはキューバに来るのはこれがなんと8回目。

1回目と7回目はツアーであとはひとりで来るほどキューバツウ。

そのキューバ旅行の中でコンノさんという男性に知り合ったそう。




ここでコンサートを行うアーティストは毎日日替わり。

日本人が出演する日に来れたなんてなんてラッキーなんだ。





ジャズのコンサートは23時から。





ノナカさん「成田空港から?乗り継ぎ大変だったでしょー?」

チーさん「あ、メキシコから来ました。世界一周旅行してて…」

「いえええーー!?すごおおーい!!」




ノナカさん「おうちはどうしてるの??」

ふみちゃん「引き払ってきました。」

「ひゃああーー!すごすぎいいー!」




最近で会う日本人はそんな人ばかりだから

それが普通になってたけど、

この良すぎるともいえるリアクションが本来普通かもね。






3人で談笑し、時刻は23時。






時間ピッタリにコンサートは始まった。






その人を見つけるのは簡単だった。



彼がコンノさん。







狭いステージに立っているのは

キーボード、サックス、ベース、ドラムなど計7人。

みんなキューバ人でその中に東洋人がいればすぐ分かる。

コンノさんは人一倍存在感を放っていた。






はじまってすぐにふたりのセッションが始まった。

コンノさんがフォーカスされる時間はとても長かった。

それと比例して会場の盛り上がりはすごかった。








音たちは、鼓膜を通ってのどを震わせるほど大きいのに

バラバラの楽器が奏でる音が音楽としてひとつになると

不思議なことにそれはまるで

ベッドにいる時のように心地が良いものだった。

ジャズを聴いたのが初めてのチーさんの感想。







歌手のライブは行ったことあるけど

こういったコンサートを聴くのはこれが初めてで

その感動ったら言葉にはできないね。

人の生み出す力って本当にすごい。






1時間ほどでステージは終わり、コンノさんが私たちの席に来てくれた。




「本当に本当に感動しました!」

そういって私は力いっぱい握手した。




コンノさんはキューバに住み始めてもうすぐ30年にもなるそう。

始めはキューバへ音楽留学へ来たことがキッカケだったそう。

この楽団に入ったのは20年も前とか。

「もうすっかり古株ですよ。」

と笑って話すコンノさん。




「ここじゃ全然稼げないですよ。」

そっか、ここは社会主義の国。

もっと詳しくお話が聞きたかったけど

時間は深夜の1時前後だったのであまり多くも話せなかった。






「世界一周ですか、素晴らしい人生ですね!」

彼は私にそう言った。

本当だ。

私も、そう思う。



人に言われてやっとなるほどと思うほど

夢の世界一周が日常化してしまっている。

多分これはしょうがないことだけど

帰ったら、世界一周が出来たことに感謝することが増えるだろうな。

選べる幸せ。自分の意志で行動できる幸せ。








コンノさん、素敵な夜をありがとうございました。

キューバ最終夜の締めくくりが出来過ぎていて怖いです。

これからも、どうかお元気で。





※コンノさん、ノナカさんには承諾を得て書かせていただいています。






「私のうちにはインターネットはありますがとても遅いんですよ。

でもテキストだけ(文字)なら見れると思います。」


私のブログ、見てくれてると良いな。







今日も読んでくれてありがとうございます。

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ひとつ聞きたいのですが、

偶然日本人や、日本語ペラペラな外国人に

会う回数異常に多いと思うのチーさんだけ…?




昨日のキリックしてくれた人の数は…217人!

えらいこっちゃや。ありがとうございます。

どおりでチーさん2位なわけだ。