技術が著しく進歩して

 

目まぐるしく変わる世の中

 

 

 

「事実」をとらえるために大切なことは

 

・ 新しい技術を否定せず、理解を示すこと

 

・ これまで培ってきた経験を生かして

  「変化」と「共通点」を探すこと

 

 

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先週末読んだ本は

 

「殺人ライセンス」 作者:今野敏

 

ちょっと過激なタイトルかな?

 

 

今野敏さんをご存知なくても

「ST」を知っている人は多いかと思います

 

 

ちょっと特殊な事件を扱う警察小説をたくさん書かれていて

 

この方も、私の中で安定感のある作家さん

 

 

 

 

 

この本も同じ警察小説、ジャンルで言えばミステリ

 

 

 

インターネット・ゲームの中の殺人と

 

リアルの殺人事件をリンクさせて

 

 

 

経験豊富な警察官が

 

パソコン好きの中学生が

 

ただのサラリーマンが

 

 

犯人捜しを、する

 

 

 

 

だれがどうやって犯人にたどり着くのか

分からずドキドキ

 

 

 

インターネットが普及する前に大人になった世代と

 

インターネットの世界が当たり前の世代の

 

価値観やネット社会への捉え方の違いもおもしろい

 

 

 

 

インターネット世界の記述を読んでいたら

 

私も30代になって

 

これからだんだん

 

若い世代から古い価値観といわれることが増えるかもしれないな、と思った

 

 

 

 

 

「事実」にたどり着くまでのプロセスをみて

 

新しい価値観や技術を理解することも大切だけれど

 

社会が変化したからといって

 

これまで培ってきた経験がいきなり0になるわけではないと安心した

 

 

 

 

新しいものをすべて理解することは難しいから

 

頼れるところは頼って

 

自分が生かせる「絶対領域」を確保して

 

「事実」を見極められる自分になろう

 

 

 

みんなで「見えない犯人」を探す過程が楽しい小説でした

 

 

 

興味がある方は宜しければどうぞ