ほしのあきさんが、40代に見えない、20代に見えるとの記事が出て
それに対して、いや20代はいいすぎだとか、
いや腕とか首とかしっかりおばさんですよとかコメントが殺到して
それがまた記事になってて。
ほしのあきさんからしたら、余計なお世話極まりないよね。
勝手に持ち上げられて、否定されて。
奇跡の40代とか50代とか
日本では若ければ若いほど良い(特に女は)みたいな価値観があまりにも普遍的で
この国で女で年取ってくのって、まあまあ、嫌な思いするよな、と思う。
「奇跡の」だったり、「20代に見える」だったり。
そういう言葉は裏を返せば「30代〜に見える女」へのネガティブなメッセージにもなる。
30代以上らしく見えてはいけない、というわけでなくとも、少なくとも、20代のように見えるほうが良い、という意味において。
そんなこと言いながら自分もくまとりとかヒアルロン酸とか入れて、若くなりたいと思ってしまってるわけだから、そんな普遍的な価値観にどっぷり浸かってるな、とも思うものの。
ふと、なんだかすごく疲れるよね。
週刊誌もテレビも、いちいち年齢を入れる。(45)とかってね。これ、日本特有だと聞いたことあるけど、どうなのだろう。
SATCのように、50代以上の女性が、恋愛ドラマで主人公になって、それがとってもウケる、日本ではまだ実現しなそうだ。
日本はいい国よ。
でも、もともと、少女がウケるこの国で(それが悪い文化とは言わない)、女として年取ってくのは辛い側面もある。
老いには勝てない。
どうやったって。
若さを、自分の外見の美しさの軸に据えては、必ず意気消沈、辛くなる。
そうではないものを、外見の美しさの軸に据えたい…
(といいながらほうれい線をみている)