ピアノの練習嫌いが親になると | カレーなる一族のアウトドアなアメリカ子育て

カレーなる一族のアウトドアなアメリカ子育て

アメリカで多文化子育て中。
元気いっぱいなインド人ミックスの娘と
ワンコとニャンコも登場♥

こんにちは、あいもんです。

リリーさん、
3歳の時にピアノをはじめて
1年が経ちました。

4歳の今、

両手で「カッコウ🐦」

が弾けるようになりました🎊



はじめの半年は、
家での練習はほぼゼロ

週に一回30分の
先生との個人レッスンのみが
ピアノに触れる時間でした。

かあちゃん自身は、
3歳から10年間、
ピアノをみっちりやらされました。



母は、ラジオで歌うほどの美声だったのに
ピアノが弾けないせいで
声楽家の道をあきらめたので、
子どもたち4人へのピアノレッスンには
かなり力を入れていました。

「勉強しなさい」と言われたことはないけど、
ピアノの練習は、毎日最低30分間、
発表会の前は1時間、
クリスマスもお正月も関係なく、
必ずやらされました。



かあちゃんはピアノの練習が
大大大嫌いだったので、


ピアノの下(底面)に
鼻クソをなすりつける


という行為で、精一杯の反抗をしていました。

(母は最後まで気づかなかったようで、
そのピアノは今、こっぺこぺの鼻クソとともに、
長兄の家にあります😱)


だから、リリーさんに
3歳からレッスンをはじめさせることには、
はじめはものすごく抵抗がありました。

一方、とうちゃんは、
かあちゃんが友人宅でピアノを弾いたのを見た時に、


「これぞ親が子どもにあげられる
素敵な贈り物だ!!」


と思ったらしく、
とにかくはやくから
娘にピアノを習わせたかったようです。

音楽教室などに片っ端から電話して、
ピアノの先生に直談判しに行ったりしていましたが、


5歳未満の生徒は受け入れていません


というのが、
アメリカ人のピアノの先生からの
スタンダードな回答でした。

見かねたかあちゃんが、
「練習を強要しない」ということを条件として
オススメしたのが、今の日本人の先生



この先生が、すごーくアタリでした!!

午前中は幼児の日本語塾の先生をしているので、
ものすごく幼児の扱いが上手。

その上、ピアノもとても上手でパッションがあります。

リリーさんのだーい好きな先生で、
はじめの半年は練習には興味がなくても
先生のところにレッスンに行くのは
毎週楽しみにしていました。




そして、昨年末には、
最年少、トップバッターで
ピアノの発表会にでました。





四分休符のたびに声に出す

「うん♥」

観客から大爆笑を誘ったリリーさん。



登場の際は、
横っ飛びで座ろうとして、
先生を慌てさせました😅








ピアノの発表会での経験が、
リリーさんの中のなにかを突き動かしたみたいで、
それ以来、

自主的に練習するようになりました。


これには、先生も親もビックリ!!


上手な生徒さんや先生の演奏に感動したのかな?
自分の演奏をみんなに褒めてもらえて得意になったのかな?

その日以降、ほぼ毎日、
ピアノに向かって、
課題曲をスラスラ弾けるまで
練習しています。


つっかえずに
スラスラ弾けたら、
その日の練習はおしまい


っていうルールが母娘の中であって、
それは、練習嫌いになってない秘訣かなぁと
勝手に思ってます。




それでも、両手の練習が始まった時、
はじめは「できない」ことにショックを受けて、
こんなんになってました。


(椅子を引きずって、「できない〜えーん」)



うまく弾けないのが、

相当悔しかったみたいです。



そこで・・・

リリーさんが右手を弾いて
かあちゃんが左手を弾く。
上手くできたら交代。

というのを繰り返したら、
自分から

「両手で弾く!」

と言って、
今では上手に弾いています。

あら・・・


ピアノに鼻くそ付けてた
アタシの子かしら!?


久々に娘自慢でしたキョロキョロ


では、ナマステ〜!!