彼女のうつ病 治療への道

彼女のうつ病 治療への道

彼女のうつ病治します。

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ぼくの彼女はうつ病だ。
うつ病と一言で言っても、うつ病には様々な種類があるらしい。
今日からそんな彼女の毎日をたまに綴っていこうと思う。

彼女とは現在同棲して5ヶ月になる。
最初の頃は外に出たり、寝ようとするときに胸が苦しくなるパニック障害を発症する。心療内科に通い薬をもらいつつ仕事を辞め家で休む内に症状はなくなっていく。
次に発生したのが「うつ病」だ。何に対してもやる気が無く、「死にたい」と思う気持ちが強く、何事に関しても無気力だ。そんな彼女はお酒が大好きでたびたび飲みたがる。心療内科の先生には「一合くらいなら」と言われていたので毎日ビール一缶とあとはノンアルコールビールを与えていた。ただぼくが仕事中、自分でお酒の宅配をしているカクヤスへお酒を注文し飲んでしまう。お酒を飲み過ぎた日は決まっておかしくなる。難癖つけてうざがらみをし、死にたい願望も強くなり自傷行為をする。お酒を飲み過ぎた日は寝ようとせず、明け方ようやく眠る感じだ。そんな日が月2、3回あり、明け方酔った彼女がようやく寝たあと徹夜で仕事に行くこともしばしばあった。
そんなある日、ひとつの事件があった。ある平日、無気力な彼女が一人でいるとき、「今日こそ死のう」と覚悟し日本酒一瓶をあけてしまったのだ。酔った彼女はガラスを割りその破片で自傷行為をしたり、マンションの上に住んでいるのだが、そのマンションの上から物を投げたり飛び降りようとしたり。異変に気づいた下の住人の方が警察を呼び。彼女は連行されたのだ。彼女は自分で傷つけた傷口から血が出ており、病院へ搬送されたが彼女自身が診察、治療を拒否し警察署へ連れられる。警察沙汰となった時点でぼくの携帯に連絡が来て、仕事終わりに彼女を引き取るため警察署へ向かった。警察署に着いたとき彼女の様子はまさに酔っ払ったときの彼女だった。警察官に悪態をつき、気分の浮き沈みが激しく、怒れば異常に怖がり、優しくすれば調子に乗り悪態をつく。警察の方にマンションの玄関まで送ってもらい、その日はいけないとわかっていても睡眠薬を多めに飲ませすぐ寝かせる。
翌日から彼女の様子がまた変わった。毎日元気がなく常に無気力であり涙を流し、ときどき「あぁ」と叫び苦しそうに胸を押さえる。お酒を飲む事はなくなった。彼女が自分でお酒を買わないように財布を没収した。そんな状態が一週間続いたあと、病院を変え心療内科ではなく精神科に通うことにした。
精神科に行った日からよくなっている兆候が見えてきた。薬もがらっと変わり、「死にたい」願望は影を潜め無気力ではあるものの、「病気を治したい」と思うようになってきたみたいだ。薬がガラッと変わった事もあり、前の薬からの離脱症状のため彼女は毎日頭痛と体の痺れが続いている。家の事は相変わらずなにもせず、静かに休んでいるが、前のようにお酒を飲んで困らせたり。というのはなくなった。日中はやはり淋しくて泣く事もあり、地域の団体が運営している命の電話等の無料相談に電話しているらしい。
変わった事といえば、最近感情の浮き沈みが激しい。ちょっとした事で怒ると叫び、反論する。言うことを聞かない。あまりに怒りすぎると彼女は意識朦朧としてしまい倒れてしまう。自分で歩けないくらい意識朦朧となるのだ。30分~1時間くらい静かに休めばよくなってくるものの、こういった症状は病気としか思えない。また、決めつけも多くなっており、一言でいうと「わがまま」になった。それは前からそうなのかもしれないが、最近は特に顕著だ。とある知人にそれは境界性人格障害だよ。と言われた。ネット等で境界性人格障害を検索するとたしかに彼女に当てはまる。確かに今彼女は境界性人格障害なのだろう。ただ彼女はパニック障害からはじまり色々な症状が出ている。彼女が普通に働いて生活出来るまで、彼女を支えられるのは自分しかいないし、もちろん出来る事は全てやっていこうと思う。これからはここに日々を綴ります。