久しぶりに観劇にいきました。
友人が、またまたまたチケット当てて連れて行ってくれました。
星組公演 『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/berlinwagaai/index.html
なんの事前情報も仕入れず見ましたよ。
星組で紅ゆずるさんがトップだった。(そこから!?)
星組は柚希礼音さんと夢咲ねねさん時代に縁あってよく観てたので、紅さんもよく覚えています。
シャープでユニークな男役さんという印象だったが、堂々たるトップさんでした。
礼真琴さんは、「ロミオとジュリエット」で愛のダンサーが素敵だったな~という印象があったのですが、今回は歌もうまくて、素敵ね~とうっとり。
凪七瑠海さんは、相変わらず難しい役どころを的確に演じてたな。専科にいかれていたのね。
私が宝塚を見始めた頃の生徒さんは組長の万里柚美さんくらいになってしまいました。(寂)
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お話は、ベルリンだから、ナチスの話かな、悲しい系かしら・・と思ったら、どちらかというと「映画にかける若者たち」の話で、熱かったです。まあナチスは出てきたけど。
テオとジルが、映画の事を話たりするときの「ハイネ」の詩集が引用されていました。
星空とベルリンの町の明かりをみながら、映画への思いを語る場面はこちらも胸が熱くなりましたし
ラストで、ジルがセリフに乗せて思いをぶつけるシーンもよかったです。
「二人のロッテ」など有名な作家のケストナーがでてきた。
一瞬、ノンフィクションなのかとおもいましたが・・でも、実在の人物は、この2人くらいなのかな。
あと実在の人物はジョセフィン・ベーカーが出てきます。「グランドホテル」では名前だけでてきた人物。
あらためて、知識がつながった。
ジョセフィンの場面もよかったし、セリフなどもよかったですね。
またハイネは、「エリザベート」でも登場します。(東宝版)
エリザベートのお気に入りの詩人ですが、ユダヤ人ということで、ナチス台頭時には排除されていました。
歴史物をみていると、少しずつこうやってつながっていくのね~と思いました。
歴史や時流に流されずに、信念を貫こうとする人たちがよかったです。
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レビューは酒井澄夫先生。いくつになられたのかしら
初心者も、オールドファンも楽しめるレビューでした。
テーマソングは、当然、ずっと頭でリピート。
すみれの場目も印象的。ロマンチック。
パリも名曲オンパレード、「セ・マニフィーク」なんて盛り上がる!
そして、スパニッシュの場面もよかった。
特に宝塚ファンでない友人も、楽しかったと言っていました。
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ところで、「宝塚ホテル」が建て替えするとかとかで、友人が見ておきたいとのことで、ひさしぶりに南口にいきました。
南口も、いろいろ変わってました。
サンビオラ(?)があったと思う場所、ビルが新しくなっていて、パン屋が「ロンドン」になっていた。
宝塚ホテルは、南口から移転するんですね。もう少し先ですが。
懐かしい写真が廊下に展示してあったので見ていました。