こんばんは ブレスレットメーカーでヒーラーな開運研究家・コンシェルジュ 

中村美功。(みのり)です。

 

最終回。

断る事ができない人 3

断る事ができない人 2

最初から読まれる方はこちら
 



同じ会社ではあるものの、部署も違い、仕事では何のかかわりもない、年長者から義理チョコをねだられたYさんの話。


この当時は、このYさんの思考がぜんぜんわかりませんでした。

まあ・・今も、そこまで考えなくてもいいのでは?と思いますが (;^_^A


何年も過ぎて、その職場を退職してから、

 

私もいろんな体験を経て

やっとわかったことがあります。



以前勤めてたその会社はバレンタインデーに義理チョコを配るような雰囲気が残っていた会社でした。

年賀状、お歳暮などもあったと思います。

そして年功序列であり、女性よりも男性のほうが力強い感じでした。

 


一方、私は途中入社で、しがらみもなく、

それまでも勤めていた職場では虚礼廃止が行き届いていましたし、

義理チョコを配ることもありませんでした。


Yさんのように、就職してからずっとその会社で勤め続けていたとしたら・・

 

年功序列がはっきりしている職場で、

仕事では無関係ではあるけど、

 

Zさんの言葉を、サクっとスルーすることは

難しいことだったのかもしれません。



そして、「NO」ということが、普段からとっても苦手な人もいるのです。


「そんな、ささいなことでも?」と思うかもしれませんが


Yさんには「ささい」なことではなかった~ということなのですね。


自分の気持ちを話すことも、大変時間がかかったYさん。

結局、Zさんに、義理チョコは用意しなかったのだと思います。

 

即断即決せず、じっくり考えて、決めることが合う人なのですね。

 


私はその後、また転職しましたが、Yさんはずっと勤めていらっしゃると思います。

 

本当に正反対だったかも? (;^_^A

 


Yさんとのこのやりとりで、あらためて、自分にとっては「簡単」なことでも

他人からすると、そうでないことがあると、わかったのでした。

 

人には、向き不向きがある。

 

人には、歴史がある。

 

分かっていても、つい自分に引き寄せて考えてしまいます。


思えば、ずっとこの繰り返しのような気がします。

この感覚がすんなりわかるようになると、

いろんなことが楽になっていくのです。

私だけかな?