こんばんは ブレスレットメーカーでヒーラーな開運研究家・コンシェルジュ
中村美功。(みのり)です。
最終回。
最初から読まれる方はこちら
同じ会社ではあるものの、部署も違い、仕事では何のかかわりもない、年長者から義理チョコをねだられたYさんの話。
この当時は、このYさんの思考がぜんぜんわかりませんでした。
まあ・・今も、そこまで考えなくてもいいのでは?と思いますが (;^_^A
何年も過ぎて、その職場を退職してから、
私もいろんな体験を経て
やっとわかったことがあります。
以前勤めてたその会社はバレンタインデーに義理チョコを配るような雰囲気が残っていた会社でした。
年賀状、お歳暮などもあったと思います。
そして年功序列であり、女性よりも男性のほうが力強い感じでした。
一方、私は途中入社で、しがらみもなく、
それまでも勤めていた職場では虚礼廃止が行き届いていましたし、
義理チョコを配ることもありませんでした。
Yさんのように、就職してからずっとその会社で勤め続けていたとしたら・・
年功序列がはっきりしている職場で、
仕事では無関係ではあるけど、
Zさんの言葉を、サクっとスルーすることは
難しいことだったのかもしれません。
そして、「NO」ということが、普段からとっても苦手な人もいるのです。
「そんな、ささいなことでも?」と思うかもしれませんが
Yさんには「ささい」なことではなかった~ということなのですね。
自分の気持ちを話すことも、大変時間がかかったYさん。
結局、Zさんに、義理チョコは用意しなかったのだと思います。
即断即決せず、じっくり考えて、決めることが合う人なのですね。
私はその後、また転職しましたが、Yさんはずっと勤めていらっしゃると思います。
本当に正反対だったかも? (;^_^A
Yさんとのこのやりとりで、あらためて、自分にとっては「簡単」なことでも
他人からすると、そうでないことがあると、わかったのでした。
人には、向き不向きがある。
人には、歴史がある。
分かっていても、つい自分に引き寄せて考えてしまいます。
思えば、ずっとこの繰り返しのような気がします。
この感覚がすんなりわかるようになると、
いろんなことが楽になっていくのです。
私だけかな?