こんばんは ブレスレットメーカーでヒーラーな開運研究家・コンシェルジュ 中村美功。(みのり)です。

 

前回の続きです。

 

 

今回は、舞台の感想~というわけではありません。感じたことになります。

 

 

ミュージカルには「愛」と「死」が描かれることが多いですが、若い頃に見た時「生」「死」じゃないんだな~って素朴な疑問を持っていました。「愛」と来たら「憎しみ」じゃないの?とか。

今では、「愛」と「死」で納得しています。

 

 

「ロミオ&ジュリエット」は「愛」と「死」と「生」「憎しみ」も描かれています。

 

オープニングでベローナの大公の歌の後、すぐに両家の母親の「憎しみ」の歌が流れます。

「あなたの中の憎しみを憎む」という歌詞が両家の争いの終わらないことを表しています。

キャピュレットのシンボルのティボルトは、危険な男とか勇敢な男「憎しみにかられる自分を本当の自分ではない、大人たちが悪い」と歌っています。

 

登場人物たちは、今の自分たちが間違っている~と心のどこかでわかっていても、止められない。こんな風に生きているのは、誰かのせいだと言っています。

 

その一方で、「世界の王」というモンタギューの若者たちは「大人の力に負けたりしない。俺たちの王は俺たちなんだ。」と歌っています。

「自分たちの生き方は自分で決める」幸せになる秘訣が歌われています。

 

 

舞台を見ていると、視点がこうしてくるくる変化します。

 

ジュリエットとロミオのように、純粋な愛を信じる気持。

ティボルトの憎しみに駆り立てられた心情と、繊細さ。

キャピュレット卿の家庭を顧みない夫・父親と不器用な娘への愛情。

キャピュレット卿夫人の被害者意識と愛を求める気持ち

乳母の女の一生への諦めと母親の愛情。

などなど

日常の対人関係では、ついどちらがを善悪で考えてしまいがちですが、こうして舞台でいろんな視点に立つと好き嫌いはありますが、「その人の事情」が垣間見られる時間があります。

 

日本の神様カードに「国之常立神(くにのとこたちのかみ)」のカードにはこんな事が書かれています。

 

 

「あなたは今、どのような舞台に立ち、どのような衣装を身につけているのでしょう。あなたが演じているのはどのような役ですか。そろそろ客席に降りて行きましょう。」

 

長年舞台を見て、このカードに出会った時に、とってもしっくりくるような感覚がありました。

 

その頃、私は確かに客席に降りようとしていたのだと思います。

 

ただ楽しむことももちろんですが、いろんな感覚を与えてくれるので、これからもどんな舞台に出会えるのか、とても楽しみです。

 

今月、日本の神様カードで、舞台、演劇鑑賞などいいよ~てカードがでたので、すごくうれしかったです。しかも1枚ひこうとしたら、2柱様そろってお出ましなので本当にびっくりしました。神様カードおそるべしです!