ネタばれといっても、こういうタイプの映画ですし、
そんなに神経質になることもないと思いますが、一応反転で。
少し前に見に行きました。



映画自体で気になったのは、どの層がターゲットなのだろうと。

ウルヴァリンと、ヒューのファン以外が見に行こう!と思うのか
そうでないと、なかなか見たい&面白いと思えないんじゃないかな~。
映画館は大きめの箱で半分くらいは埋まっていたのかな。

公開一週間、平日で、どんなものなんでしょうか。
世の中にはヒューのファンとXメンファンが多いのか、周りにいないのでピンとこないです。
不思議といえば、たまたま友人と趣味がカブっているんで、ぼっちで見に行かないのもすごいです。


アクションとか映像はユニークでした。
新幹線の上で戦うって、発想がまずw
真田広之との殺陣シーンは早すぎて、これ早回しでないらしいので、
ジャックマン夫人が見てびっくりしていたというのもうなずけます。
矢を使って戦うのとか、忍者とかもよかったです。


マジメな部分でいうと、限られた命と永遠の命ですかね。
ウルヴァリンは永遠に生きていくので、失ってきたものも沢山あり、その人生は悲しみで塗りつくされているのですが
永遠の命でなくなることにも戸惑っていました。
自分の死を意識することよりも、守りたいものを守れないことにということかな。

ウルヴァリンがもともとどういう人物がよくわからないのですが
演じているヒューと同一視で、とても誠実でまっとうになっていると思います。


ところで、この映画は長崎の原爆が投下される場面もあります。
投下前と投下後、その悲惨さは一目瞭然です。
そして現代の平和な海辺の町を描いていることからも、際立っています。

日本は世界より遅くに公開されているのですが、それは原爆の投下された月に公開するのが無神経だろうということでのことらしいです。
アメリカ製作、アメリカ人監督が、この場面を描く、しかもドキュメンタリーとかでない広く見られる娯楽映画では珍しいのではないのかしら?寡聞にしてほかに知らないんです。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323670304578635061407917072.html


緊迫した下弦の時代。
平和が強く望まれます。