開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」を見てきました。
神戸市立博物館、平成24年9月29日(土)から平成25年1月6日(日)でまだまだ見られます。



昨年もフェルメールを見に行きましたが、今回はフェルメールでも一番有名な「青いターバンの少女」なのです。
と書いていますが実際は「真珠の耳飾りの少女」と展示では表記されてて、あれ?私長年間違っていた?と思ったのですが
wikiなどでは「『青いターバンの少女』・『ターバンを巻いた少女』とも呼ばれ」とあったので間違いではないですね。

ルーベンス、ブリューゲル、レンブラントなどやはり有名な絵に目が行ってしまいますね。
ルーベンスはあくまでルーベンス。人間がぽよよんとしているんだけど、色使いは確かに綺麗ですよね。
レンブラントもどうしてもスポットライトを向けたいんだし。
ブリューゲルは闇をさえぎって色彩がちらばってます。

ロイスダールの風景画も素敵でした。調べたら私は伯父さんのほうのサロモン・ファン・ロイスダール「帆船の浮かぶ湖」がよかったです。
ボッテル、ホーイエン、ロイスダール、全ての風景画がどれもうっとりするほど素敵だったのですが、「帆船の浮かぶ湖」(海だと思ってたw)は展示会場の殺風景な壁の窓のようにみえて、そこからどこでもドアのように海にいけそう・・と思えたのです。
将来、自分のうちが用意できたら、まあ今の部屋にも殺風景な壁があるので、そこにこのような風景画を飾りたいと思いました。
それは強烈に思ったのです。静物画や人物画ではなく。
ヤーコプ・ファン・ライスダール「ベントハイム城の眺望」も本当に素敵なんですが・・さすがにこのような大作は一般家屋には無理すぎですw

それにしても本当に絵は実際に見たら、本やネットでみるのとは全然違いますねえ!
本当にここまで違いますか・・
そしてネットであちこち調べたら、いっぱい見落としていたことがあり・・残念ね。
やっぱり前もって下調べしておけばよかったかな?
でも全く何もないままの楽しみもあるよね。

ヤン・ブリューゲルの「万暦染付の花瓶に生けた花」は好きだな。
黒をバックにして花々が緻密で、色合いや配置など、静けさがいいです。
教科書で見たような気がするけど、この人は花ばかり描いていたらしいので、別の作品かもしれませんね。
でもとにかくこの人の描く花は子どもの頃から印象に残っています。

ファブリティウスの「ごしきひわ」が可愛いです。
寡聞にも初めて知りました。この画家さん、弾薬庫の事故でで32歳でなくなられたとのことで、調べたら相当な事故だったみたいですね。それも驚きました。

そして2階にその作品だけの部屋がつくられていた。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。みんながつい見つめてしまう魅力に溢れた絵ですね。
人物画は妙なパワーを感じることが多いのですが、この少女はすんなりとしたパワーを感じます。口元や眼差しにひきつけられますね。

とロマンに浸った後、物販コーナーで真珠のピアスが売られていましたが、「少女」がつけているものと段違いに小さいものです・・が、めちゃくちゃ高い!
じゃあ「少女」がつけているものはいくらになるんだ~?とか思ったりもしたです(笑)


博物館横のカフェでブレイク。

運勢コンシェルジュ

「TOOTH TOOTH」でした。
このケーキは私好みです。
夏みかん?の酸味と甘いクリームと少し固めた砂糖のパリパリ感が口の中でとろけます。
友人の食べたベリーとチーズタルトもうま!
お店のロケーションも最高ですし、またいきたいです。


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