「るろうに剣心」は漫画もアニメも見たことあるのですが、それほど思いいれはなくかなり話しもうろ覚えでしたが、思い出したり、映画になってより「そういうことだったのか~」と納得のいく感覚がありました。


・佐藤健さんが自然だった。「おろ・・」の解釈もよかった。剣心から人斬り抜刀斎のスイッチもかっこよかったなあ。
それにしても可愛い。剣心てあんな髪の毛長いんだっけ?そして剣心、身体能力高すぎるやろ、オリンピックとか出られるんじゃ、漫画じゃと自分つっこみ。
それだけアクションの質、佐藤さんの演技力、身体能力がすばらしいのでしょうね。

・薫殿が、漫画やアニメより好感度高かった!武井咲さんも予想外によくて驚いた。
剣心を止める、セリフにとても心動かされました。

・吉川さん、がんばっていた!どこまでがんばるのか!!と感心した。惚れ直した。

・綾野さん、思ったより目立つ役だった。この手のアクションはもうお手の物なのか?すごかったなあ。

ととにかく皆さん格闘シーンがすごくて、剣と剣、あるいは銃とか・・動きが独特でした。

そんな中、青木さん演じる左之助の戦いの場面はコミカルでちょっとホっとしました。緩急あるところでもありますね。

・香川照之の付け歯が闇夜に白く光っていたのについ受けてしまった・・

・テロップで気付いたんだけど、観柳の部下の三人衆に山崎潤さんがいたのね!!みんな同じ衣装デメガネーズでわからんかった~~!しまった。


映画はさすがに人斬りの話、どんどんざくざく人が殺され、飛び交う血しぶき、死人にたかる虫とかも再現。痛そうなシーン満載で、ちょっとヘビーだったです。
でもちゃんとそれぞれのキャラクターの魅力や見せ場があり、よくまとまっていた。あきさせませんでした。

 健君の剣心は、私が剣心に思いいれとか全くないからもあるけど、本当によかったです。普段の可愛い剣心とシリアスになった時の差がイメージ通りでした。(アニメもカナメさんがお得意のスイッチ声でした♡)

最近何度となく書いているけど、最近の漫画を実写や舞台化って、本当に無理なくなったなあ~と。
 日本男性が綺麗にスタイルもよくなった、映像技術があがった~というのもそうですが
そして何より俳優さん、製作者側、スタッフが漫画やアニメをよく知ってる世代が増えてきたからではないかなと思う。
「この漫画やアニメが売れてるらしいから、実写でやってみようよ」というスタンスではないでしょう。
漫画やアニメの持つ空気、イメージを作り手さんが共有しやすいんじゃないかなと思うのでした。
この空気感とかイメージ共有てのは、お金をかけて作ればできるものではないんだろうなと思いました。まあ気のせいかもしれないけどw