毒を出す食 ためる食―食べてカラダをキレイにする40の法則 (PHP文庫)/蓮村 誠
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「毒を出す食 ためる食」だから、デトックス的なものかな~?
と思ったけど、パラとめくったらカバー裏に衝撃的なQ&Aが・・

衝撃1ヨーグルトがおなかに良いというのは本当?→うそです

マジで?だって先日「爆笑学問」でヨーグルトが免疫アップって言ってたやん!!!
と焦りつつ、中をめくると、次々今までの常識とは反対の事が書かれているではありまえんか。

衝撃2 魚は肉よりヘルシーて本当?→うそです。
えー!(笑)牛や豚よりも消化しにくい油の魚もあるのでいいとはいえないとのこと。
いくら良い成分があったとしても消化・栄養吸収・代謝されてなければ意味がない。
白身魚と煮魚か鍋にいれるのがいいらしいです。

とこの後も衝撃的な問答が続きますが、商売の邪魔になるので割愛。


アーユルヴェーダだからインドからきたもので、日本の風土に合わないのでは?という問いにもきちんと答えています。
インドのものをそのまま移植しているのではなく、あくまで「からだの質」と「食の質」をあわせてどうか
という事で考えてるので、昔からある日本の「医食同源、地産地消」という考えと共通しています。
基本的に、日本人は炊きたてのご飯、その時その地でとれた旬の野菜を推奨しています。
「食が定着するのはせいぜい親子三代になってから」とのことでヨーグルトを勧めてない理由も詳しく書かれています。


何より体質に合う食物、食べ方を探すことが大事。
私は多分、ピッタという体質なので、ゴマダメだった~!ゴマ油でなくてもゴマがダメでした(笑)
ゴマがいいというから、よく食べていたのに!!
その他、苦手食材や味について、やっぱり身体が拒否していたのか~と納得。

この本に書かれているように
「食物は生き物の命を支える。宇宙の全てのいきものは食物を必要とする。
顔のつや明快さ、声の良さ、寿命、創造性、幸福感、満足感、滋養、体力、理知はすべて食物に依存している。
この世における達成を求める行動も、展開における生活をえるための行動も、啓発を得る為の行動も、すべて食物に依存している」



この本を丸呑みするわけではないけど、以前体調を崩した人は、
特別な療法で食生活をガラっと変えていたのも知ってるし、
身体に入ったものは、自分に必ず影響があるのですから、気をつけて当たり前ですね。
アーユルヴェーダでも、他の方法でも、自分の体質、体調と向き合って食事しないとね。

「開運」の為にパワーストーンやスポットに行く前に、
身体に喜びを取り入れる食生活を実践したほうがいいですね。
と改めて思いました