ミュージカル ロミオ&ジュリエット|公式サイト
http://romeo-juliette.com/index.php
古典の舞台を見に行くということは、筋を追わなくていいので徹頭徹尾、舞台芸術を愉しめる。
音楽、ダンス、衣装、舞台装置、役者さんの演技などなど。
「もう知ってる話だし」「結末知ってるし」と思っても、やはり表現方法や演出が違うんだから、別物なのですよね。
今回のロミジュリも携帯電話もあるし、現代の風俗が差し込まれている。
携帯あるのなら、ロミオへの伝言は伝わるからハッピーエンドじゃないの?なんて・・
ちゃんと携帯は壊れるんです。
キャピュレットは赤と豹柄
モンタギューは黒とクロコダイル?
大阪と東京っぽい気がしました。面白い。
歌に入ったとたんに「ああ、聞いたことある!」と思ったら、
さんざんウィーンから来た人たちが歌っていたあるよ。
ルカスとマジャーンが歌っていたよねえ。と今更気付いた。
噂のミュージカルは、確かに素敵なミュージカルでした。
何度もあれこれで見たお話なのに、こんなに胸に迫るのは
やはりミュージカルだからでしょうか。
多分、私にはミュージカルというスタイルが一番くるんだと思います。
以下はあまりにも感情に走ってる感想なので反転します。
城田さんとカナメさんと浦井さんくらいしか出演者を知らずにいったのですが
パリス役は「マグダラなマリアさん」にも出演していた。
岡田さんでした。パリス役がいいな~。ピンクの衣装で!
この中でどの役したい?といったら迷わずパリスで(笑)
乳母役もめちゃいい!歌うまーい!最高!とか思っていたら、なんのことはない未来優希さんでした。
乳母がいてくれて、よかったと思える役どころ。
歌も表現もとても素敵で素晴らしいのですが
カーテンコールの挨拶も乳母と一体になってしまったような
ジュリエットへの愛情があふれていて、本当に本当に大好きです。
あと「死」のダンサーも、私的に好きな役どころです。
複雑な妖しい動きがまったり、時にはシャープに美しかった。
触れてはいけない死の美しさ、危うさがにじみ出ていました。
マーキューシオの良知真次さん、死の間際がとてもよかったと思います。
セリフの間や動作など、死せる若者がきれぎれに友達に思いを託す。
とても自然と感情移入できた。
石川禅さんのパパもよかった。すごくよいエネルギーを感じられました。
エンターテイナーなんだな~カーテンコールで「参加型でいきます!」と客席全員に、
「手をピストルつくって中指添えて、少し曲げて~」と催促。
カンパーイ!を全員でやったんです。面白かったな~
浦井さんも城田さんも予想通り、素敵でした。
お待たせしました(笑)待ってないって。
============スーパーカナメタイム==============
カナメさんがすごく素敵だった。(違和感ある人はここで立ち去りましょう(笑)
実の甥と不倫。夫に愛されず、不義の子を産み、娘に真実を話し、
「お前だけ幸せになんかさせるもんか!」とばかりに女の情念、ダーティーさを見せ付けました。
「にくしみ!にくしみ!」の歌唱や、ティボルトの本心を知り花を手折るところなど、頭から足の先まで女がにじみ出ていた。怖い~~~きゃ~~~!
だからこそ、ラストでロミオとジュリエットを失ってるのに、まだ争おうとする人々の中での行動が生きるのね。
ロミオとジュリエットを引き離さないように、弾きあったモンタギュー夫人と真っ先に手を取り合う。
マーキューシオの場面に続いて涙がとまらなかった瞬間でした。
キャピュレット夫人は困った人です。(まあこの舞台、基本的に困った人しか出てこないんだけど)そんな人物をすんなり見られたのはカナメさんだからというか、カナメさんがちゃんと血の通った人として見せてくれたからですね。
そしてそしてそして、こんなカナメさんを初めてみたんじゃないでしょうか。
感極まって泣きそうになるの、というか泣いていた。
言葉が発せられなくて、手で拳骨作って「コラっ」とかいいながら自分の頭をポカっと叩いたんですよ。
すごい!!こんなカナメさんを初めて見た!大事なことなので2回いいました。
出演者、スタッフ、イケコ、お客さんに感謝と愛を伝えていました。
カナメさんも人生経験を重ねて、舞台を通して、いろいろ得たのかな~と思ってみたり・・
スーパーカナメタイム終(笑)
挨拶でもう言葉にならなくて泣きそうになった人、複数いました。
未来さん、カナメさんのほかに、ダンサー代表で話したMEDUSA も「突然振られて」と動揺して、あわあわして、もういっぱいいいっぱいで可愛かった。
「この舞台に出られて本当に幸せで、明日から現実にもどるのが怖いです」というようなことをおっしゃっていた。
皆さんそうみたいで、本当に良いカンパニーだったんだな!とわかる。
石川禅さんは城田さんや他の若手の俳優さんからもすごく慕われているのが何度もでてきたし。
大先輩、中先輩、若手、そして初めて舞台に立つ人などが揃って、いい社会だったんでしょうね。
ダブルキャストの人たちも舞台に全員集合。
「憎しみあう、戦うことより、愛し合うことの大切さが伝われば・・
この舞台を見て伝わったら、かえってからあなたの周りの人を愛してください」というようなことを城田さんや出演者たちがいいますが、心から伝わる良い舞台だったと思います。それはこのカンパニーが本当によいものだったからなんでしょね。
http://romeo-juliette.com/index.php
古典の舞台を見に行くということは、筋を追わなくていいので徹頭徹尾、舞台芸術を愉しめる。
音楽、ダンス、衣装、舞台装置、役者さんの演技などなど。
「もう知ってる話だし」「結末知ってるし」と思っても、やはり表現方法や演出が違うんだから、別物なのですよね。
今回のロミジュリも携帯電話もあるし、現代の風俗が差し込まれている。
携帯あるのなら、ロミオへの伝言は伝わるからハッピーエンドじゃないの?なんて・・
ちゃんと携帯は壊れるんです。
キャピュレットは赤と豹柄
モンタギューは黒とクロコダイル?
大阪と東京っぽい気がしました。面白い。
歌に入ったとたんに「ああ、聞いたことある!」と思ったら、
さんざんウィーンから来た人たちが歌っていたあるよ。
ルカスとマジャーンが歌っていたよねえ。と今更気付いた。
噂のミュージカルは、確かに素敵なミュージカルでした。
何度もあれこれで見たお話なのに、こんなに胸に迫るのは
やはりミュージカルだからでしょうか。
多分、私にはミュージカルというスタイルが一番くるんだと思います。
以下はあまりにも感情に走ってる感想なので反転します。
城田さんとカナメさんと浦井さんくらいしか出演者を知らずにいったのですが
パリス役は「マグダラなマリアさん」にも出演していた。
岡田さんでした。パリス役がいいな~。ピンクの衣装で!
この中でどの役したい?といったら迷わずパリスで(笑)
乳母役もめちゃいい!歌うまーい!最高!とか思っていたら、なんのことはない未来優希さんでした。
乳母がいてくれて、よかったと思える役どころ。
歌も表現もとても素敵で素晴らしいのですが
カーテンコールの挨拶も乳母と一体になってしまったような
ジュリエットへの愛情があふれていて、本当に本当に大好きです。
あと「死」のダンサーも、私的に好きな役どころです。
複雑な妖しい動きがまったり、時にはシャープに美しかった。
触れてはいけない死の美しさ、危うさがにじみ出ていました。
マーキューシオの良知真次さん、死の間際がとてもよかったと思います。
セリフの間や動作など、死せる若者がきれぎれに友達に思いを託す。
とても自然と感情移入できた。
石川禅さんのパパもよかった。すごくよいエネルギーを感じられました。
エンターテイナーなんだな~カーテンコールで「参加型でいきます!」と客席全員に、
「手をピストルつくって中指添えて、少し曲げて~」と催促。
カンパーイ!を全員でやったんです。面白かったな~
浦井さんも城田さんも予想通り、素敵でした。
お待たせしました(笑)待ってないって。
============スーパーカナメタイム==============
カナメさんがすごく素敵だった。(違和感ある人はここで立ち去りましょう(笑)
実の甥と不倫。夫に愛されず、不義の子を産み、娘に真実を話し、
「お前だけ幸せになんかさせるもんか!」とばかりに女の情念、ダーティーさを見せ付けました。
「にくしみ!にくしみ!」の歌唱や、ティボルトの本心を知り花を手折るところなど、頭から足の先まで女がにじみ出ていた。怖い~~~きゃ~~~!
だからこそ、ラストでロミオとジュリエットを失ってるのに、まだ争おうとする人々の中での行動が生きるのね。
ロミオとジュリエットを引き離さないように、弾きあったモンタギュー夫人と真っ先に手を取り合う。
マーキューシオの場面に続いて涙がとまらなかった瞬間でした。
キャピュレット夫人は困った人です。(まあこの舞台、基本的に困った人しか出てこないんだけど)そんな人物をすんなり見られたのはカナメさんだからというか、カナメさんがちゃんと血の通った人として見せてくれたからですね。
そしてそしてそして、こんなカナメさんを初めてみたんじゃないでしょうか。
感極まって泣きそうになるの、というか泣いていた。
言葉が発せられなくて、手で拳骨作って「コラっ」とかいいながら自分の頭をポカっと叩いたんですよ。
すごい!!こんなカナメさんを初めて見た!大事なことなので2回いいました。
出演者、スタッフ、イケコ、お客さんに感謝と愛を伝えていました。
カナメさんも人生経験を重ねて、舞台を通して、いろいろ得たのかな~と思ってみたり・・
スーパーカナメタイム終(笑)
挨拶でもう言葉にならなくて泣きそうになった人、複数いました。
未来さん、カナメさんのほかに、ダンサー代表で話したMEDUSA も「突然振られて」と動揺して、あわあわして、もういっぱいいいっぱいで可愛かった。
「この舞台に出られて本当に幸せで、明日から現実にもどるのが怖いです」というようなことをおっしゃっていた。
皆さんそうみたいで、本当に良いカンパニーだったんだな!とわかる。
石川禅さんは城田さんや他の若手の俳優さんからもすごく慕われているのが何度もでてきたし。
大先輩、中先輩、若手、そして初めて舞台に立つ人などが揃って、いい社会だったんでしょうね。
ダブルキャストの人たちも舞台に全員集合。
「憎しみあう、戦うことより、愛し合うことの大切さが伝われば・・
この舞台を見て伝わったら、かえってからあなたの周りの人を愛してください」というようなことを城田さんや出演者たちがいいますが、心から伝わる良い舞台だったと思います。それはこのカンパニーが本当によいものだったからなんでしょね。