昨日、既に告知していたとおり、見てきました。

『My dear New Orleans(マイ ディア ニューオリンズ)』-愛する我が街-
『ア ビヤント』

なんでニューオリンズ?なんで黒人差別?と疑問はありつつ・・後味は悪くない、佳作だったと思います。

歌手役だったから、安蘭さんの歌が沢山聞けてよかったはーと

登場の現代の場面では、どこか影のある謎の売れっ子ミュージシャンがかっこよくて、ピアノの前に座る姿もステキです。

遠野さんも登場の時から、「わ~~キラ」とため息が出るような美しさでルルという役に説得力がありましたラブラブ!

生活の糧にも困る、差別で医者にもかかれない地域の話なので、見ていると「申し訳ない」気がしてくるのですが、その中で自分の気持ちに正直に生きようとするジョイと周囲のことばかり考えて、自分の本心を隠して生きるルルの関係が浮き彫りになり、切なかったです。

「生きていてよかった」とルルが思えたのだとわかったときのジョイのカタルシスが気持ちよかったです。

場内はお別れムードも満点で場内すすり泣きでした。


ショーのほうは、、前評判どおり大変すばらしく久しぶりに満足できる宝塚らしいショーでした。
衣装も音楽も構成も装置も好感がもてる、ずっと見ていたいと思えました。

銀橋を次々といろんなスターさんが渡っていくのは短くて、もっと見たくて、リピートしたくなるショーでもありました。

サヨナラ公演らしく、安蘭さんが公演を終えて立ち去ったという設定で、遅れてファンの遠野さんが「もう一度みたい」と登場して、デュエットダンスになるという設定とかもよかったです。

退団してしまう和涼華さんも沢山見せ場があって、カッコよかったな~。退団してしまうなんて!本当に残念。

あまり各組回数みていないので、若手さんがちっとも覚えられないのですが、真風涼帆さんを見たとき、なんだか懐かしい雰囲気を感じました。とても目立っていました~~!


安蘭さんが退団したら、一番熱心に観劇していた頃、よく覚えていた年代の生徒さんが本当にいなくなってしまいます。

今現在注目している方もいるけど、それはそれで、本当に寂しいことなのです。

でも、きっとこれからもきっとご活躍されるでしょうね~ その時を楽しみにしています。

そんな私は明日、春野さんの「マルグリット」を見に行きます~w