PAC バレンタイン名曲コンサートに言ってきました。兵庫県立芸術文化センター
指揮は岩村力さん
ピアノは外山啓介
曲目は・・・
ボロディン:ノクターン
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
コルサコフ:スペイン奇想曲
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット組曲第2番
おそらく耳にしたらどなたでも聞いたことあるような曲でした。
ボロディンは「だったん人の踊り」しかあまり知らないのですが、ノクターンらしくすごく優し曲でうっとり。
そしてラフマニノフは「のだめ」千秋先輩が渾身の力で弾いた曲でしたね。
外山さんは寡聞にして知らなかったのですが、若手の実力人気ともにそろった方みたいです。(終演後サイン会に長蛇の列、イケメンだし)私は演奏に関しては素人ですが、外山さんは技術もすばらしく(アンコール曲で見せ付けていた)繊細さとキラキラした音色でこちらもうっとりでした。
プロコフィエフは、CDを持っているくらい好きなのですが、最初のモンタギュー家とキャピレット家の曲(ソフトバンクCMで使われています)の後はいつも意識が遠のいて、寝ていることが多いのです。この日も耳にしつつ、意識は遠のいていましたw
指揮者の方も明るく・元気よく・快活さが伝わる楽しい指揮っぷりで、本当に、こう書いてはありきたりですけど癒される演奏でした。
このホールがもともと大好きで、木のぬくもりが天井までずっと続くし、落ち着くのです。
4階の席は初めてなのですが、上からオーケストラの動きがよく見えて、パーカッションが準備していたり、そっとシンバルを操る姿や太鼓をそっと叩くのが見えてたりするのが楽しかったのです。
いろんな楽器があって、いろんな奏で方があって、指揮者がまとめあげる。
その連動が見渡せながら、音色が身体にダイレクトに響いて、肺や皮膚を心地よくノックする、気持ちの良い時間でした。