暮らしの手帖33号 を読みました。

クロネコがのっぱらで眠ってる?イラストが可愛いです。



気になる記事は「国民生活センター」の現在(70頁)

「たしかな目」は以前ブログでも書いたけど
の高カカオチョコの検査や、こんにゃくゼリーのテストなど
生活に密着したものをテストしたり、いろんなトラブルについて
の対処法などが書かれた雑誌で、よく目を通していました。

なのに、4月に廃刊なんですって
何故なくなるのか、新雑誌はより硬そうなタイトルだし
どうしてなのかな~と疑問に思っていたのですが

同じく、日常生活に役立つ知恵満載の雑誌「暮らしの手帖」に
その経緯とこれからのことが詳しく書かれていました。
「独立行政法人」の整理統合化で業務縮小など計画がされているそうです。

「たしかな目」でしかここの活動をしらなかったのですが
品川に事務所があり、「情報資料館」があり、今まで行ったテストや
新聞記事などがあるのだとか、テスト施設が神奈川にあり、その
テストが行われる環境についてもわかりました。
ホームページ もあります。


高カカオチョコがいい例ですが、身近にあるもの・食べるものが
本当はどんなものなのか、わかるきっかけになったので
このセンターの活動が縮小されるのは怖いことだと思いました。




さらに、「もっと食品を知るために」第29回「パンと酵母」
パン好きは必見ですよ。

パンの歴史から、酵母の種類まで詳しく

わかりやすく書かれています。
以前から天然酵母、イースト、イーストフードの違いなど

知りたかったのです。

できるだけ天然のものを、添加物がないものを食べたいと

思っていますが
なかなかそれが実行できる世の中ではないと改めてわかります。
そして大手パンメーカーの使う添加物「臭素酸カリウム」のことも。

以前、雑誌や記事でこの「臭素酸カリウム」について見たことが

あったと思います。


発がん性が発見されて、一度は使用しなくなったものを

何故また使い始めたのか?と
疑問に思っていましたが、残留しない製パン法や

分析が細かくなったからというけど
最近の食品の全然の事を思うと、なるべく危ないと

思われるものを使わないほうが
正しいと思えるのですが。

あと、自分で購入する大手メーカーのパッケージには、

添加物も表示されているけど
個別に売るパンや調理パン、

それから揚げ物に使うパン粉には載っていません。
自分で作るしか添加物を避けるのはかなり難しいとわかります。

でも、この雑誌に発表されて、改善されたパン屋さんもいらっしゃるようです。
やはりこうした雑誌のテスト・研究などは必要なんですよね。