いつも拝読していただきありがとうございます。
いつも書いている母ではなく娘ですが、母に代わってブログを書かせていただいております。
7月9日、長い闘病の末母は永眠いたしました。
母がどれだけ自分のことや家族のことをブログで吐き出していたのか分かりませんが、6年前に肺がんが見つかりそれ以降闘病しておりました。
薬局開設者だった母の訃報を聞いて、患者様皆さま口を揃えて「最近の話ですか?あんなに元気だったのに‥」と仰っていただくほど痛みや苦痛を顔にも声にも出さずにいつもニコニコとこちらの愚痴や悩みにそっと寄り添ってくれて本当に強い人だと思います。
また、色々な患者さまやお客様、他の先生方にも深く愛されている人でした。
ここのブログでのコメントなどでも皆様から多くの温かい言葉やアドバイスをいただいた際は、笑顔でそのことを話してその治療法や薬のことを本を買って読み漁っていたほど勉強熱心で自分の身体・病気について真摯に向き合っていました。
余命宣告を受けて緩和治療に移ったのが5月30日、その時に医師から数日かもしれないけど1ヶ月はもたないと告げられました。
最期は在宅で家族みんなで母を看たいということで6月3日に帰ってきてそこから在宅緩和を行いながら、医師が言った余命宣告を超えて本当に頑張ってくれたと思います。
最後短い間だったかもしれませんが、家族で温かい時間を過ごせたと思っております。
また、最期の時まであまり苦しむ時間が少なく旅立てたと思います。
まだまだ母と行きたい場所や旅行したい場所は多くありましたが、今年の母の誕生日前にディズニー旅行を贈れことは個人の自己満足でしかありませんが嬉しく思います。
本当にありがとうございましたと感謝しかありません。
昨日7月14日に葬儀を行いました。
父は家族葬を望んでおりましたが、薬局関連の患者様や他の薬局の先生方など母と会いたいと仰ってくれる方が多くいたので家族葬という形ではありますが多くの方が母に会いに来てくれて温かな葬儀だったと思っております。
棺には今まで使っていた母の白衣や祖母の白衣も入れさせていただきました。
母が大好きな祖母と一緒に旅立つ事ができて良かったと思っています。
内容だけにはなりますが、今まで母のブログを読んでくださり温かい言葉を送ってくださり本当にありがとうございました。
母に代わって感謝申し上げます。