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Lily's TranSupport ~リリーズ・トランサポート~ (宮城県仙台市)

リリーズ・トランサポート!通称リリーのトラサポです! 宮城県仙台市の通訳・翻訳者です。トラサポは通訳・翻訳・語学支援を通して『人と言葉をつなぐお手伝い』をしております!

リリーズ・トランサポートの莉々紀子です☆
4月8日に放送されましたFMラジオ番組『Tiger Lily Wave』にて
ゲスト出演されたイラン出身のモジュデさんですが、5月に
開催される展示発表について紹介させていただきました。
詳細をこちらでお知らせさせていただきます。

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東京へお住まいの方、または東京へお出かけの際には
是非お立ち寄りください☆
私も東京出張の際にお邪魔してみる予定です♪

こんにちは(^^)

アシスタントの志保里です☆


今月27日(土)に開催される世界一周カフェ~カンボジア編~は

おかげさまで第一部15名、第二部18名の

お申し込みをいただきました!

ありがとうございます音譜


残り座席数がわずかです!!

お申し込みがまだの方は、

ぜひご検討ください\(^o^)/


【カンボジア編】
日時: 4月27日(土)
    第一部15:00-16:00 第二部16:30-17:30
会場: ソシラボ (コワーキング&コミュニケーションスペース)
    (仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル10階)
http://socilabo.com/
会費: 500円
お申込: 下記メールアドレスよりお申し込みください。
アドレス:worldcafe.sen@gmail.com

定員: 各部20名様

主催: リリーズ・トランサポート(通訳・翻訳・語学支援)

2010年4月1日に立ち上げたリリーズ・トランサポートですが、おかげさまで3周年を迎えました。
日頃より温かく支えていただき本当にありがとうございます。

この節目を迎えた今、原点に戻る小話を。。。
よく質問されることでもあります: 『どうして通訳になろうと思ったのですか?』『何がきっかけで英語が好きになったのですか?』といったことです。

実は非常に単純なきっかけでした。
小学校5年生のときになにげなく見ていたテレビに通訳の方が映っていました。女性だったことくらいしか覚えていないのですが。
最初は通訳していることすらわかりませんでした。
よく見ると外国人と日本人の間に入って交互に、日本語→英語、英語→日本語と、言語を変換して伝えているのだということに気がつきました。
初めて通訳という職業を意識したのがこのときです。

子どもながらに衝撃を受けました。。。
単純に、『すごい!人間ってこんなことができるんだ!なんであんな瞬時に訳せるの!?』とビックリして口をポカーンとしたことを覚えています。
そして次に思ったのは、『通訳の頭の中ってどうなってるの?頭の中がどうなっているのか、そのメカニズムが知りたい!!どうやったらわかるの?!』と、もだえました。

例えば通訳さんが訳しているときに頭を割って脳の中を覗いたとしてもメカニズムはわからないわけです。
子どもながらに下した決断は、『あのメカニズムを理解するには、自分が通訳になるしかない!!』でした。非常に短絡的です。

そして、そのテレビの中で、通訳が訳してあげると日本人と外国人の方が『おーー!』とか言って分かり合って握手なんかしてるわけです。
子どもの私は、『うわぁーーー、通訳かっこいい!!』と頭を抱えました。

中学校の授業で習うまで英語を勉強したことは無かったので、とにかく教科書や参考書に出てくる英単語や熟語、構文は全て暗記しました。学校の教科書の英文も全て暗記して訳せるように。NHKラジオで英語講座を毎日聞いてぶつぶつぶつぶつ、ずっと真似して言ってました。英語の強弱リズムを覚えるために洋楽の歌詞を暗記して歌えるようにしました。
中学校に入ってからは毎日英語を勉強しないと気持ち悪くなるくらいでした。
高校の授業で使う英語の教材も全部暗記。全部暗記してしまうと飽きてくるので、高校生のうちからビジネス英語をラジオで聞いたり。とにかく完全な英語オタクです。夜寝る前には英和辞書を読む。
これじゃぁ男子にモテませんね(笑)

大学卒業後は高校教師となり、最初は悩んでばかりいましたが、本当にかわいく愛おしく思える生徒たちにたくさん出逢い、人の成長に関わることのできる仕事の楽しさを謳歌しました。教員5年目の頃に『今だ。今が一番教員として楽しいとき。最高に楽しい時が辞める時だ。』と決断し、6年間の教員生活に終止符を打ちました。
そして、いざ!小学校5年生からの夢であった通訳の道へ。。。
通訳になる前に高校教師を経験したことは、本当に正しかったと思っています。

さて、小学校5年生のワタシは『通訳の頭の中で起こっていることを知るためには、自分が通訳なるしかない!』と意気込んだわけですが、メカニズムはわかったのでしょうか。。。
答えはNOです(笑)
通訳していても、メカニズムはわかりません!
しかしながら、訓練をすればできるのだということはわかりました。
一番大事なことは英語が流暢であることよりもむしろ、『諦めないこと』。訳し始めたらわからなくなりそうでもついていけなくなりそうでも、決して諦めずに訳し続けることです。

残念ながら小学校5年生のワタシを満足させられる答えは出ていませんが、明確な答えがわからないから頑張り続けられるのかもしれません。
大事な本質的なことこそ、答えを探すというよりも一生彷徨いながらも歩んでいくことなのかもしれません。

長文最後までお読みいただきありがとうございます☆
とっても清々しい気持ちです。
健やかにお過ごしください。ありがとうございます☆

リリーズ・トランサポート
代表 莉々紀子