サッカーの試合では
熱くなって行き過ぎたファールをしてしまうことや

思わず手が出そうになったり

言い合いをしてしまうことも

たまにはあります。たまにね。

 

サッカーでは「ずる賢さ」も必要と言われます

「マリーシア」と言われてます

 

ですが、私は自分のサポートしている選手にずる賢さを求めません

 

そんなことをしなくても勝てる選手になってもらいたいからです。

 

失点しそうな場面で相手を体全体で止めに行く勇気

それは悪いことではありませんが

 

相手が突っ込んできたのを見てわざと足を挙げて転ばせるとか

 

審判に聞こえないところで

審判から見えないところで

他の選手に身体的あるいは精神的な暴力を働くとか

 

そういうのは絶対にいけない。

 

それがその人にとっての駆け引きなのであっても

私はそれを良しとしない。

 

何を甘ったれたことを、と思われるかもしれないけど

私のサポートさせていただく選手には

少なくとも正々堂々と勝ってほしいと思っているのです。

 

ちなみに

そういうことを平気で出来てしまう選手は

今はよくても、人生のどこかでしっぺ返しを食らうと

私は思っています。

 

全てのアスリートに幸あれ。

スポーツメンタルコーチにお仕事が来る時、
だいたいの方が誤解をされています。

メンタルが弱いんで強くしてください

どうしたら強いメンタルになれますか?

緊張しない方法教えてください

ミスしないようになれるにはどうしたらいいですか?


私たちメンタルコーチは、
メンタルを強くしません……。

メンタルの強くなる魔法は
持ち合わせていません……。

では何をするのか?

それは、
貴方が何のためにプレーするのかを
一緒に確認していくことです。

そんなの1人でできると思うでしょう?

ですが、聞いていくと

矛盾したことを言っていたり
言っていることとやっていることが
噛み合っていなかったり
することがあります。

そういうところに気づいて
確認して修正してくれるのが
メンタルコーチです。

そういう矛盾がなくなった状態になれると
何がいいのかというと

迷いなく練習に打ち込めるようになります

無駄な練習に労力を使うことが減ります

試合の時も思い切ってプレーできます

メンタルコーチは、
貴方が気づかないような矛盾
貴方が良かれと思っていた行動の落とし穴に
気づいてくれる冷静な第三者。

一生懸命やっているのに
なんか上手くいかない

そんな時はメンタルコーチを頼ってみるのも
いいかもしれません。

こんばんは。
メンタルコーチ 藤原ゆりです。

私はそもそもドラマが好きで、
その中でも刑事ドラマが好き。

という訳で前クール話題になった
MIU404について
お話したいと思います。

先日、MIU404の制作陣

脚本・野木さん、
監督・塚原さん、
プロデューサー・新井さん

が主演星野源さんの深夜のラジオ番組に
出演されていました。

そこで興味深いお話がありました。

ドラマを作る前に、
その人の名前
生い立ち、バックボーンなど
ドラマには映らない部分の設定を考えて
役者さんにお渡ししている。

なので、星野源さんの役、志摩一未は
趣味が刑事ドラマ鑑賞だったそうで
(私と一緒だ💕)

志摩(星野源さん)が
相棒の伊吹藍(綾野剛さん)と刑事ドラマの話を
するシーンがあったのですが、
志摩は刑事ドラマが好きなんだと思いながら
セリフを喋っていたそうです。

おそらく彼らのセリフは
こういう人だから、こう考えるだろう
こういう人生を歩んでたら、こう言うだろう
という、設定と、
こんなエンディングにしたいという
脚本野木さんの思いによって生まれたもの。

いわば、設計図と未来予想図です。

志摩と伊吹が行く道は

1話ごとの脚本で決まるのではなく

最初から決まっていたと思います。

そこまでのストーリーが
今回のドラマです。


メンタルとスポーツも同じで

こうありたい
こうなりたい

という設計図と未来予想図を
しっかり作って臨めば
きっとうまくいきます

その場しのぎ
その日限りで

生きていたら

なるようにしかなりません。

なんとなく毎日が過ぎて
紆余曲折回り道をした挙句
現在地がわからなくなる。

そんな気がします。

ドラマ作りとメンタルコーチング
似てるかもしれない。

そんなことを思った今日でした。

-Lily-