7年かぁ。
早いなぁ。

就職したてで毎日必死すぎて疲れ果てていた私は

一緒に飲みに行く?ってお父さんからの誘いを断ってしまった。

また行ける

そう思ってたから。

でもそれはたった一度の
最初で最後の誘い。

現実にはならなかった。


あの時は深く考えもしなかったけど
今なら分かる。

またはないんだって事。

ありきたりな言葉でもなんでもないその言葉は
時に前向きで
時に切なくて

今は逆に考えすぎてしまう程だけど


伝えられるその時に

二度とこない同じ時刻に

そして

触れられるその瞬間に


自分が渡せるめーいっぱいのものを誰かの心にそっと置ける真っ直ぐな生き方をしたいって思う。

ひねくれ者の私にもできるかな。笑




限りあるページの中に

紡いでいく物語。

その中に

たくさんの苦しみや悲しみ

辛い事もあるけど、

きっとその痛点を突破した時

どうしても超えられなかったハードルを超える事ができるような気がする。

今を大切にしよう。

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ここで生まれてこの家で育った

泣いた日も笑った日も

この家から出ていって
この家に帰ってくる

いつか私にも旦那さんと子供ができたら

きっと遊びに行くのはこの家だろう

そんな風に思ってた。
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成人するまで

守られた環境、頼れる場所に寄りかかってばかりで

そこに深々と感謝をするどころか自由気ままな日々。

今思えば
一番大事なものが欠けていたんだ。

表立って見えなかった現実
気づけなかった変化
汲み取れなかった小さなSOS

“今”を知る事をしなかったから。

この目でちゃんと見てなかったから。



この何年かの中で
目の前で起こったいくつもの試練は

きっと大事なものが欠けていた
自分本意な私への、ある意味挑戦状だったのかもしれない。

命の儚さを改めて知り
約束された明日なんかない事を痛感したその中で

これから先の未来
どんな状況に直面しても
この目で この心でしっかり受けとめて、
投げださない自分になれるかどうか

何より
大切な人、大切なものを
守るという生き方ができるかどうかの。



今を知る事で
変えられる今もある

29年間過ごしてきた家でそんな事を思った。
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思い出が沢山詰まってる分
離れるのは少し寂しいけど

どこにいても頑張るんだ。


さようならこの家ー>_<

29年間、ありがとう。

小さい頃から私がかかる病気やケガは
いつも運が悪ければ
死に繋がるものが多かったせいで

たまに具合が悪くて静かになっただけで
お母さんのオーバーは止まらない(°_°)

数日前、
ひどいめまいで横たわってたその時も

すぐ治るから大丈夫だーって言ってるのに…

何故か死んでしまうかもと思っている(-_-)

そうなったら
行ってきますって言っただけで…

そのまま帰ってこないんじゃないかと思っている(-_-)笑

私的には自分の事だから
大げさー(*≧▽≦)ノシ))って笑い事だったけど

きっと

それだけ沢山
心配かけてきたんだ。。



それから

大切な人を失う本当の哀しみと

元気に笑っててくれる事が
何よりも幸せな事だと
知っているからなんだって

自分にとって大切な人がいる今、
尚更その気持ちを感じてしまった。


そんな今日は父の日!!笑。

なんか話の流れ母の日みたいになっちゃったよΣ(゚д゚lll)

でも感謝する日にかわりはないからいっか♪

おてんば娘も
少しは成長しております( ´ ー ` )

私にはもうありがとうしか言えないけど、届いてるかな。

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