ワセリン効果の科学的証明と、上手な塗り方。 | リリカルうつろぐ。

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昨日に引き続き、アトピー性皮膚炎のネタです。

昨日の記事をアップした後、全然関係ないことで免疫系について調べていたら、理研のプレスリリースで『アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明 | 理化学研究所』という記事を発見したのでみなさんにご紹介。

この記事によりますと、アトピー性皮膚炎は遺伝子の変異により、角質による皮膚バリアに機能障害が起こっているんだって。

これはマウスの実験でわかったんだけどね。


以下引用。

このマウスの皮膚にJAK阻害因子を塗ったところ、プロテアーゼの発現は抑制され、アトピー性皮膚炎の発症を遅らせることができました。軟膏基質として使われるワセリンを塗ることでも、発症の予防ができました。このとき、皮膚バリア機能も正常と同等に保たれるだけでなく、真皮(表皮の下にある線維性結合組織)の炎症発生も抑制されることが明らかとなりました。

 

 


JAK阻害因子っていうのは、薬みたいなものだと思ってね。

でもそんなたいそうなモノを使わなくても、ただのワセリンだけで皮膚バリア機能が正常を保てて、真皮の炎症の発生も抑制されるんだって。

プレスリリースは2016年4月26日に発表されているので、私はその4年程前から、知らずに使っていたんだけど、こうやって科学的に証明されていたのを知るととても嬉しい爆  笑



 

熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

 

 

 


で、ここからは科学の話しは全く関係ないんだけど、ワセリンの上手な塗り方をご紹介。

実は昨日の記事のコメント欄にも書かせてもらったんだけど、コメント欄だと読んでくれない人も多いので、あらためて。


ワセリンはそのまま手にとって、直接塗るとベタベタ感がハンパないのね。伸びも悪いし。顔なんかに塗ったらテカテカだし。


そこで上手くワセリンをキレイに塗るポイント。



それは、お風呂場で、退出する直前の体がビチョビチョの状態でワセリンを塗る方法。なのでワセリンはお風呂場に置いておいてね。

ワセリンを手に取って、両手をこすり合わせて掌をベトベトにしてから、掌を滑らせるように塗っていくの。濡れた状態なので摩擦がなくてスルスルって感じで全身に塗れるんだよ!

顔は滑らせるというよりかは、手のひらで顔を包み込むようにして、上から軽く押さえる感じで。

この時は、まだ体は濡れた状態ね。


で、ワセリンを塗り終わってからタオルで体を拭くと、ベタつかずいい感じ!全身にワセリンで薄い膜が出来たようなイメージだね。

洗顔だけの時も、顔が濡れた状態でワセリンを塗ってから、タオルで拭いているよ。

 


タオルも意外と汚れなくて、普通にそのまま洗濯機で洗ってるよ。



で、あとは部分的にかさつく箇所は、お風呂あがりに重ね塗り。
これはもうベタつくし、テカテカだけど、ここは諦めて(笑)

私はリップクリーム代わりにワセリンを使っていて、グロスばりにテカテカさせているし。



アトピーの方は、ステロイドでお肌が一瞬キレイになった状態でワセリンに切り替えるのがいいんじゃないかなと思う。私はそれで良くなって、みんなが同じ方法でいいとは限らないけど、試して欲しいな。


肌荒れに困ってる方のお役に立てるといいのですが。

 

 

 

<参考>

アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明 | 理化学研究所