双極性障害とPMS | リリカルうつろぐ。

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双極性障害の移ろいゆく心を語るブログです。
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ラミクタールを飲み始めてから、生理前のイライラが軽減した。

軽減の仕方が不思議なんだけど、全くイライラしない月もあれば、今まで通りイライラする月もある。そんな軽減の仕方をしている。

おそらく、全体的な気分が安定している時は生理前でもイライラすることなく過ごせていて、全体的に調子が悪い時は、特に生理前にイライラしている気がする。

それまで気分が安定していたのに、急に生理前になってイライラするようなことはなくなった。

私は初潮以来ずっとPMS、特に生理前のイライラに悩んでいて、イライラしない月なんてなかったので、これはとてもスゴイことだと思う。

もっと早くラミクタールを飲んでいたら、あんなトラブルやこんなトラブルが回避できたかもしれない。

まぁ、もう時すでに遅しなんだけどね…。

 

 


ところで、以前紹介した双極性障害の本の中でおもしろい記述があった。

ミトコンドリア遺伝子異常をもつ双極性障害のモデルマウスについての記述。以下引用。

 

双極性障害 ――躁うつ病への対処と治療 (ちくま新書)』(加藤忠史 著) より

 

一方、メスのネズミには、またちょっと違うパターンが出てきました。動く日と動かない日を、五日くらいの周期で繰り返していたのです。実はネズミの性周期がやはり五日くらいで、それに関係しているのは間違いないのですが、普通のネズミでは、このように性周期によって、特に行動量が変わるということはありません。​
よって、この遺伝子異常をもっているネズミは、性周期という身体のちょっとした変化にとても過敏に反応して、動いたり動かなくなったりしているらしい、ということではないかと考えられます。

 


こういうのを読むと、双極性障害とPMSは関係があると思うし、ラミクタールを飲み始めてから、生理前のイライラが軽減したのは、その過敏性が薬によって改善したのかなと思う。