母の気持ち。 | タイと踏ん張る

タイと踏ん張る

タイ生活で干支が一周し2019年末に日本に引っ越し。
旧タイトル『タイに腰掛け』…タイに腰を据える覚悟は無いけど、腰掛けじゃなく踏ん張って行こう‼︎→『タイと踏ん張る』
タイ人夫と長女9歳、3歳のダウン症の長男、2023年5月産まれの次男の5人家族。

妊娠30週に入って、なんだか出産まで近づいてきてる感がすごいある。
30という数字もあるだろうな。
あと7週でいつ出てきてもおかしくない状態だもんな。
2ヶ月だもんな…そう思うと本当にあっという間です。

ランプーンに引っ越してきて、家に鏡が増えた。
タンスの内扉についてる鏡。姿見じゃないけど、高さ的にお腹がよく見える。
お風呂場の鏡…角度が丁度良くてこれもお腹がよく見えるの。(前の家は、なんか高さがおかしくて、うまく自分の体が見えなかった)

数週も増えてきて、大きくなったお腹を見て、妊婦だなぁ~とつくづく思う。
そしてふと「お母さんにお腹の大きな私の写真送ってあげよう」
そう思って写真を撮った。

毎月、もう今なら毎週撮っても差が出るぐらい、日々大きくなっていってるような気がするお腹。
ただ、家には姿見がない。
なので、なかなか撮る機会が無い。
自分で撮れないから、あんまり撮ってない。

今回はジュイにお願いして撮ってもらった。

これを日本の母に送る。
服をめくり上げた写真も一緒に送った。

そしたら母から「リリーのお腹みたかってん~♪」と嬉しそう。

そうかぁ~そういう風に思うんだよねぇ~と妹が妊娠した時の事を思い出す。
4年半前、妹の大きなお腹の姿が見たくて、出産前に間に合うように日本に帰ったんだよね。

当時働いていたパタヤのホテルでは、契約延長をと言われたけど、日本へ帰る決断をした時。
2年契約だったのを、上司が居てくれと言ってくれて、先ずは半年だけと延長し、中途半端な2年半で退職した。
タイ旧暦のお正月ソンクラーンの時期でなかなかチケットが取れなかったんだけど、妹のお腹の見たさに、何社も問い合わせて4月上旬に帰った。

上司には「君が出産する訳じゃないんだから、妹さんの出産に合わせて帰る必要なんてない」みたいな事を言われたけど、それでも側に居てあげたかったというか、どうしても大きなお腹の妹に会いたかった…。

そんな事を思い出しました。

お母さんからは「立派なお腹になったねぇ~」と嬉しそうなメールが来ました。

出産も子育てもタイでする予定で、日本から母が来てくれる予定も無い。
母は「お母さんに近くにおって欲しかったらアンタが日本帰ってきたらいい」とごもっともな事を言っておりました。

ジュイだって初めての子供。
ジュイと一緒にその瞬間を迎えたい気持ちもあり、その他色々な理由があってタイで産むと決めた。

タイでは産んだら実家に預けて、直ぐに職場復帰するママさんが多い。
産休制度が短いのも理由だろうなと思う。
確か1ヶ月は給料が出る会社が多いらしい。
無給で籍を残したまま産休という形で数ヶ月休む事は出来るが、給与がないと毎月の生活がやっていけない(たぶん車のローンとか?)タイ人が多いのもあるようで、臨月出産数日前まで働いて、1ヶ月休んで、職場復帰の方々…今まで多く見てます。

私はどうしても自分で育てたい。
それにジュイの実家のお義母さんは10年ちょっと前に病気で亡くなっていて居ない。
頼れる人もタイの田舎には居ない。

そもそも遠方に住む両親に新生児を預けるなんて考えは日本人の私には無かったけどね。

ジュイと二人で初めての子育てはきっと大変だと思うけど、やれない事はないと思う。

日本のお母さんの気持ちを垣間見てなんだかホッコリしました。
元気な赤ちゃん産むぞー‼︎