ロスト・チルドレン
ジャン=ピエール・ジュネ監督
ロン・パールマン主演
1995年 フランスの作品です。
レトロでノスタルジックでありながら
どっかこう近未来的な暗い雰囲気漂う
どっかの港町が舞台の映画です。
弟をさらわれた怪力男がパートナーを見つけ
一緒に弟を探すという
ストーリー自体はあまり複雑ではないこの映画。
でもこの映画は素晴らしいのです。
素晴らしい点としては
登場人物が一人一人孤独ながらにして
強烈で奇妙な存在感をもっていること。でしょうか。
なんといってもジュディット・ビッテの魅力には
観た当時の私は度肝を抜かれました。
子どもらしさと大人の色気の混在した
この感じ。
…なんだろう。
美術的な技術がすごいことにも純粋に魅力を感じます。
昔っぽい(ど迫力の)セット自体もすごいのですが、
CGもたくみに使われていて、
しかもその感じがクラッシックな雰囲気にも違和感がなく
ほんとに悪夢の中に自分がいるような
シュールな感じを醸し出してるように思います。
衣装担当がジャンポール=ゴルチエなのもいいですね。
幻想的でいてどこか退廃的(?)な町、人たちの
世界観をよく表現している気がします。
ジュディット・ビッテの服装はそしてとってもかわいい。
素人考えを
偉そうに色々言ってしまったけど
とても好きな映画の一つです。
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偉そうついでに…
この監督は、「デリカテッセン」とか「エイリアン4」の監督でもありますが、
「アメリ」の監督でもありますね。
意外な気もする反面、人物の持つ存在感は
どの作品も共通している気がします。
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