◆2日目(令和6年1月20日(土))

 

今朝の東京は曇り空の天気でやや冷える🥶

 

今日は長野県の松本から新潟県の糸魚川を結ぶ大糸線のうち、JR東日本管内の松本~南小谷間を乗りつぶします。

 

  上野→長野→松本

 

地下鉄銀座線田原町の券売機で24時間有効のメトロ乗車券(600円)を買います。

これ、東京メトロが24時間乗り放題となるお得なきっぷ🎫

 

田原町から7時36分発の地下鉄に乗って2駅先の上野に向かいます。

 

上野から8時18分発金沢行き「かがやき521号」に乗って長野に向かいます。

長野までの停車駅は大宮のみ。

 

安中榛名を通過すると、秋間、一ノ瀬、碓氷峠といった長大なトンネルに入り、碓氷峠トンネルを抜けると軽井沢を通過します。

軽井沢付近は霧に覆われていました。

 

9時38分、長野着。

駅ビル内の「MIDORI長野」にある酒店「信州クラウド」を訪れます。

日本酒の「茜さす」と「真澄あらばしり」を買いました🍶

 

長野駅のみどりの窓口は訪日客で混雑しています。

 

ガイドの女性が外国人の団体に向かって「スノーモンキー、レッツゴー」と声をかけていたので、「地獄谷野猿公苑」に行くものと思われます。

地獄谷野猿公苑は温泉につかる野生のニホンザルを間近で見ることができる外国人に人気の観光スポット🐵

 

長野から10時4分発南小谷行き「リゾートビューふるさと」に乗ります。

 

リゾートビューふるさとはHB-E300系のハイブリッド気動車で、日本三大車窓のひとつである姨捨や北アルプスの風景を楽しむことができるリゾートトレイン🚃

 

この列車は長野から信越本線、篠ノ井線を通り松本に出て、そこから進行方向を変え大糸線を経由して南小谷まで行くルートを走ります。

 

全席指定となっていて、座席の間隔が広いので乗り心地がいいですねウインク

車内は家族連れや年配の夫婦が多かったです。

 

発車後、長野駅で買った「真澄あらばしり」で呑み鉄を始めます日本酒

ほど良い甘さが心地いいニヤリ

 

篠ノ井を過ぎると上りの勾配にさしかかり、眼下には善光寺平が広がってきます。

 

10時28分、姨捨着。ここでは16分間停車といううれしいサービスチョキ

その間、雄大な善光寺平の眺めを楽しむことができます。

姨捨は根室本線の狩勝峠、肥薩線矢岳とともに日本三大車窓の1つ。

 

姨捨駅の標高は547mで、駅舎は大正デモクラシー時代の設計で1934年に完成。

 

またスイッチバック駅としても知られています。

停車する列車は上りの場合、本線の引上げ線に入って、そこからバックでホームに入線します。

通過列車の場合はホームに入線ぜずに本線をそのまま走行。

 

ちょうど、特急しなの号が通過しました。

 

この列車には運転室の後ろに展望室がついていて自由に利用することができます。

大きな窓から沿線の風景を楽しむことができますよキラキラ

 

列車は山間部に入り、西条を過ぎると白坂トンネルを第三、第二、第一の順でくぐり抜けます。

 

そして右手には犀川、穂高川、高瀬川が合流する三川合流地点が見えてきます。

 

11時29分、松本着。

松本では14分間の停車時間があるので改札を出てみます。

雪が舞いひんやりとして寒いガーン

 

松本から進行方向が変わるため座席を回転させます💺

 

そして松本駅で買った駅弁「アルプスの四季」をいただきます🍱

 

 

  松本→南小谷

 

列車は松本から大糸線に入ります。大糸線は初めて乗るので楽しみな路線おねがい

 

大糸線は長野県の松本と新潟県の糸魚川を結ぶ105.4キロの路線。
松本から途中の南小谷までは電化されていてJR東日本の管轄、南小谷から糸魚川は非電化でJR西日本の管轄となっています。

路線名は松本~信濃大町間が信濃鉄道の時代に、国によって信濃大町と糸魚川を結ぶ路線として建設が進められていたことに由来するものです。

 

ボランティアのガイドが列車に乗りこみ沿線の見どころを放送案内してくれます。

 

近年は昔と比べて雪が少なくなり、以前は一面の雪景色が見られたと残念そうに解説していました。

あいにくの天気で北アルプスも全く見えませんえーん

 

12時3分、穂高着。

穂高では36分間の停車時間があります。

なんとこの時間を利用してボランティアガイドが穂高神社ツアーをやってくれるのですウインク

もちろん、参加しましたルンルン

 

駅舎を出ると雪がちらついています雪の結晶

 

駅から5分ほど歩くと穂高神社に到着しました。

先頭の黄色いジャンバーの方がガイドさんです。

 

穂高神社の主祭神は穂高見命(ほたかみのみこと)で、奥宮が穂高連峰の麓の上高地に祀られています⛩
嶺宮は奥穂高岳の山頂に鎮座していて、御祭神の穂高見命が降臨された山と伝えられています。


 

参拝をして御朱印をいただきます。

 

穂高神社を出て穂高駅に戻る途中、「AZUMINO BREWERY」というお店を発見目

 

テイクアウトして地ビールを味わいました生ビール

 

列車は12時39分に穂高駅を出発します。

 

沿線の田畑には少しづつ積雪が現れてきました。

 

13時0分、信濃大町着。

ここでは10分間停車します。

 

改札を出てみると雪が舞い、歩道に雪だまりがあります。

 

信濃大町を出ると田畑はほぼ雪に覆われてきました。

 

雪で見通しが悪いですが、左手に木崎湖が見えてきます。

 

海ノ口駅を通過。

屋根には雪がかなり積もっています雪だるま

 

今度は中綱湖が見えてきます。

 

最後に青木湖が現れます。

 

木崎湖、中綱湖、青木湖は仁科三湖と呼ばれ、それぞれの湖でウインドサーフィン、釣り、キャンプなどのレジャーを楽しむことができます。

 

平川にかかる鉄橋を渡ると白馬に着きます。

ここでは4分間停車。

 

白馬を出ると姫川に沿って走ります。

 

14時4分、終点南小谷に到着。

天気は雪から雨に変わっていました傘

 

 

  雨の南小谷を散策→南小谷→新宿

 

南小谷駅は海抜513mにあり、ここから糸魚川まではJR西日本の管轄となります。

駅周辺は商店が1件あるくらいで、ほとんどの客は駅の待合室で列車を待っていました。

 

駅前には茅葺屋根の観光案内板があります。

バス乗り場からは白馬乗鞍や栂池高原などのスキー場に向かうバスが出ています🚌

 

駅の横を姫川が流れているので橋を渡って対岸に行ってみます。

9両もある長い編成の特急あずさ号が山間部の駅に止まっている姿が異様に感じられます。

 

国道148号線を北へ歩きます。

車がスピードを出して水しぶきを上げながら通り過ぎるので気になって歩きにくかったです。

 

5分ほど歩くと小谷村郷土館に着きましたが、残念ながら冬季閉館中でしたびっくり

 

来た道を折り返して南小谷駅に戻ります。

 

駅前の商店でハイボールとつまみを買って、15時0分発新宿行き「あずさ46号」に乗って東京へ向かいます。

 

南小谷から乗る客は少なく、5号車の普通車指定席はガラガラです。

 

松本に10分停車するので、コンビニでハイボールを追加ロックグラス

 

下諏訪を過ぎると右手に現れる諏訪湖をほろ酔い気分で眺めます照れ

 

19時6分、終点新宿に到着。

すっかり夜のとばりが下りて本日の行程は終了お月様

 

2日目 おわり

3日目へつづく