兵庫県高砂市 加古川市
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りら音楽教室
ピアノ脱力法メソッド®
公認トレーナー 島崎純子です
9/21〜23の3連休は
珍しくお仕事をほとんど入れず
ゆっくり過ごすことができました
そんな貴重な3日間、
色々な文化に触れる機会があったのですが、
芸術における
伝統的なものと
革新的なもの
ということを考える機会となりました
異世界？！異文化？！
まずは21日の夜。
毎週土曜日の夜に高砂のお茶屋さん、
宇治園さんが開催している
【夜宇治園】
暗い夜のお座敷に
ほんわりと灯りを灯して
お茶をいただきます。
以前に高校の同級生が
Facebookで投稿していて
私も行きたいと思ってるねん！
とコメントしたのを覚えていて
今回誘ってくれました
今までにもいわゆる「茶会」というものには
何度か参加したことがあり
なんなら大学時代も
茶華道部に所属していたのですが
（お茶はしない、華班でした
）
）お点前をきちんと拝見したのは
初めてでした。
これが【茶道】なんだ
ただ、お茶を点てる、という
実用的、というか
実践的？なんていうのか
その目的だけではない
様式
形式
のような《型》があり
しかしながら、その《型》は
単なるお飾りではなく
一つ一つに意味があり
それを省くと価値がない
そんなことを感じながら
じーーーーーっと
穴が開くほど凝視していました
今更ですが 茶道は芸術なんやな。
お茶の入った棗を押しいただいたり
袱紗を丁寧に開いたり畳んだりする仕草
袱紗でお道具一つ一つを
浄める？ように拭う仕草
お茶の知識が全くないド素人ですが
一つ一つの動きから目が離せず
それでいて、
何しとんやろな
などと茶化すような気持ちは全く湧いてこず
丁寧に心を込めて
祈るようにお茶を点ててくださる
そんなように感じられました
その所作の一つ一つや
お湯が湧く音
水を差して音が一瞬鎮まり
また沸き立つ音
そんな小さな変化の一つ一つに
自然と心が引き寄せられ、静かな気持ちになる
そんな不思議な時間でした
日本人なのに、今まで体験したことのない
異世界のような、
異文化体験のような
これって恥ずかしいことですよね。
自分の国の文化について
私達日本人はたいてい
ほとんど何も知らないんだな、、、
語る内容を知らずに
英会話などで技術だけ磨いても
中身がないと世界に出たときに
何も語れないですよね。
これは薄茶ですが
この前に頂いた濃茶が
今までに頂いたことのない
超ストロング濃茶でして
それもカルチャーショック（笑）
器のお話や
焼き物の土のお話
花入れのお話
鉄瓶のお話
色々と知らなかったことを
たくさん教えていただきました
高砂っていいところなんや！と
地元に誇りを持てるような
店主（とお呼びするのがあってるのかどうか？）
）の大村さんはお若い方で
堅苦しくなくお茶に触れてもらえたら
という気持ちで、
このような場を作ったとのことです。
気軽に来てもらったらいいんだけど
本物の茶道を体験してほしい、と。
私も、いろいろなコンサート企画で
まずは気軽に生演奏を聴く、という文化を
作りたいなと思っているのです
でも、来てくださったお客様には
気軽な曲、気軽な雰囲気ではあるけれど
自分の持てる本気の音楽を聴いてもらえたら
ジャンルは違えど
同じような気持ちで
文化に向き合っておられる事をお聞きして
なんだか勇気づけられました
この晩はこの素晴らしい体験の興奮と
強力なカフェイン効果で（たぶん）
なかなか寝付けませんでした
3日間のことを
まとめて一記事に書こうと思ってましたが
到底無理なので
何度かに分けて書きます
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