台風の影響か、大雨が続いている地域もありますね。
Lilac先生の両親はどちらも高知の出身でして、子供の頃は毎年夏休みにおばあちゃんのおうちに泊まりに行って、いとこ達と遊んだり、カエルの大合唱を聞きながら眠ったりしたものです。
ここ数日、そんな高知が大雨と洪水で大変なことになっているのをニュースで見て、とても心配です(´・ω・`)
早く雨がやみ、水も引いて、皆さんが落ち着いて過ごせるようになるといいのですが(ノω・、)
自然は時にアンコントローラブルで恐ろしい存在ですが、クラシック音楽には爽やかな風や、森のざわめき、川のせせらぎ、鳥の声など、豊かな自然のイメージを感じる場合も多いですよね。
レッスンの時に、
「高ーい山の上から見渡したらどんな感じ?」
とか
「広ーい草原に風がサーーーっと吹いてるみたいな気分じゃない?」
とか
「お花がいっぱい咲いてるお庭を散歩するみたいに弾いてみたらどうかな?」
、、、というような声かけをすることが多いLilac先生なのですが、
(余談ですが、何よりも食べ物ネタの例えが多いのは生徒の皆さんよくご存知の通り)
そういう体験を実際にしているかどうかで、曲の世界のイメージの膨らみ方って、違って来てしまうのではないかな、、、と思うこともあります。
先週は、Lilac先生も鳥取に旅行に行って来ましたよ
見慣れた瀬戸内海の景色は、島や漁船、タンカーなど、色々なものが見えるのですが、この海は、まさに
「海は大波青い波 揺れてどこまで続くやら」
という感じですね
森で遊んだり
これ、見てる分にはとってもメルヘンチックで素敵なんですが、遠心力が凄すぎて酔いました
遠いところに旅行にいかなくても味わえる自然もあるし、ゲームやテレビばかりでなく、きれいな景色や風の香りなど、バーチャルでは得られない感覚や体験を、音楽に生かしてもらえたら素敵だなと思います
音楽の演奏に深みをもたらす要素の一つは、色々な物事を見て、聴いて、触って、嗅いで、味わって、、、という五感と、そこから得られる感覚や気持ち、そしてそこから何を考えるか、、、という積み重ねなんじゃないかな。
ピアノに向かって、楽譜とにらめっこしながら一生懸命指を動かす練習も、もちろん大事なのですが、時にはピアノを離れて、思いっきり自然の中で過ごしたりして欲しいな
でも、ピアノに全く触らずにいると、ソワソワしてなんだか落ち着かないですね
Lilac先生も、旅行から帰って来た日は音だしできる時間ギリギリまでピアノも三味線も練習しました
遊ぶ時は思いっきり遊んで、また気分も新たに音楽に向かうのもいいものですね