ムシャタクヤブログ「SCLUM SIDE SLIVERS,The Cyanotype,lila.」

ムシャタクヤブログ「SCLUM SIDE SLIVERS,The Cyanotype,lila.」

北海道札幌を中心に活動するバンド
SCLUM SIDE SLIVERS
The Cyanotype
lila.
ムシャタクヤによるブログ。

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なにを忘れたのかは分からないし、消えてしまったものも覚えているうちはきっと存在し続けるんだよね。時間が思いもよらぬ早さで進んでゆくからギリギリ。きっとここにあるのは残された記憶と曖昧な自制心だけなの。

この日のことはハッキリと覚えてる。ぼやけた札幌のはずれ、かすんでる景色は全部真新しく思えて、ただひたすらに根源に帰れる場所を探して、割れそうなくらい頭が痛んでも、枯れるほど呟いても、全部どうでもよかったのかも。見つけることすら出来なくて、後戻りできるところまで着いた時には結局最初から帰る気も探す気もない、ただの悲劇の主役気取りのクソッタレ鳥頭が朝を迎えてコケコッコーとか抜かしてる始末で、いっそどこかの野良猫にでも悪戯されちまえば良いのにって思うほどだったよ。

どうやら知ってしまってはいけないものを知ってしまってたらしくてね、そこには全てがあったから、もはや常軌を逸した完全無欠のそれさえも、モハメド・アリと対峙した中2のヤンキーみたいなものでしかなかったみたい。だから今、ずっと失いたくないって無理を言うわけでもなく逃げてただけだったんだよ、闘えよって思うでしょ?本当にごめんなさい。

約束や誓いを、どれだけ壊してしまっただろう。信頼や期待をどれだけ裏切っただろう。ハナレグミじゃないけれど、君一人守れないぼくになにが出来るんだろう。その通り。生きるか死ぬかの分岐点では、前者も後者も同じだけの恐怖と希望があるなんて思いたくも感じたくもないけれど、人が人に表現できる唯一の永遠への少しばかりの興味が、この日ばかりはきっと譲れないそれがなかったら溢れ出してしまいそうな歩幅だったことを忘れないと思う。のに、心配がなくない。

決めたのに揺れてて、またこんな一押しがないようにって恐れて、祈ってる。自分がいる、あなたの右側に、なにかを証明できなければ、もうきっとなにも意味がないから。

本当にごめんなさい。すいません。申し訳ない、悪かった。全部の言葉を集めても、きっと足りない、全部の気持ちを集めても、もう戻れない。何年経ってもかかっても、もう無意味かもしれないけれど、胸ぐら掴んででも、引きずり回してでも、自分を連れてゆこうと思う。自分が信じるものと、守りたいもの、そんなクソ同然の自分を、もっとちゃんと見てあげようと思う。

話はそれからで、きっとまだ何も始められていないのに、終焉だなんていう浅はかで、万人が不快な夜だったんだよね。

ごめんなさい。

ごめんなさい。