去年の夏、夫と20年ぶりくらいに旅行に行きました。



ちゃんと計画を立てて、行きのルート、その途中で食べるもの、目的地までに寄る所を決めてから向かいました。



高速に乗ると3時間ほどで到着する場所です。



私達は高速が好きじゃなくて、下道を通って街並みを見たり道の駅を訪ねるのが好きです。



宿泊地まで7時間ほどかけて全ての計画を網羅して、ようやくチェックインするとその宿のすぐ裏の海で釣りができると聞きました。



釣りは好きですが、道具を持ってきていませんでした。

すると、貸し竿があるというではないですか!

しかも無料!

仕掛けもしてくれて、餌だけ買ってくればOK!



夕食まで時間があったので夫と釣りをすることに…



丁度、夕まずめの時間(餌の食いつきが良い時間)


キスが沢山釣れました。


夕食に天麩羅にして出して下さいました。



お風呂に入ってから頂く夕食。

至れり尽くせり。

極楽〜極楽〜♪



いつもは夜中まで起きているのに、日が変わる前に爆睡してしまいました。



翌日はその近くの観光地へ向かい、かねてから見てみたかった景色も堪能して、帰りは遠回りでまた下道を走らせて帰ってきました。



茹だるような暑さではあったけれど、楽しくて楽しくて…



夫もメチャクチャ楽しかったらしく「また行こうな!」と二人でテンション激上がりでした。




あ〜〜〜! 年に一度、あんな旅行がしたい!


高級ホテルじゃなくて良いから〜!


色んなことが楽しめる旅行がしたい〜!


ご飯食べたらすぐにゴロゴロ出来るの、最高〜!!



あ、夏の連休は終わってしまった…


無理矢理連休取って何処か行こうよー!


と、夫と計画中です。



ただね、前から私の不満が一つあって…



それは写真を撮らないこと。



私は撮るんです。


景色やら、花やら、生き物やら…


方向音痴の癖に前をスタスタ歩く夫の後ろ姿やら…


何かを見ている夫の姿やら、何かをしている夫の姿やら…


「一緒に写真撮ろうよー」


「俺はええわ、撮ったろか?」


ご丁寧に私のスマホで撮ってくれます。



「なんか違う…」



自分の写真が欲しいのではなくて、二人で行った旅行の思い出を残したいだけやのに…



「俺は思い出は自分の眼(まなこ)に焼き付けるから」


と男前なセリフを言うけれど、それはそれ!これはこれ!



夫のスマホには私の写真はほぼほぼない。



なんか寂しい。



私が先に死んだら結婚式の写真を遺影にされそうな気がする。



「こんなことなら一杯写真を撮っておけば良かったー😭😭😭」と後悔するがいい。



でも「ちゃんと眼に焼きついているから、遺影なんて意味がない」と後悔しない人だから、なんか悔しい。


夫のスマホのアルバムには色んな人と撮った楽しげな写真が一杯ある。


なんか虚しい。


全部ひっくるめてなんか腹が立つのでした。