Super Bloomが発売されて約1週間。


何度も聴いて、考えて、何となく見えてきた、

このアルバムでやりたかったこと。


インタビューとか読んだら正解…というか、

どんなこと考えて作ったとかそういうの、

ある程度は見えてきたりしますよね。


それを知ってアルバムを聴くと、

また違って聴こえたりして。


でも、インタビューを読む前に。


答えを知る前に自分なりに作品と向き合って、

受け取った想いが届けたかったものだったら。


そこが一致してたらテンション上がるので、

まずは自分なりに受け取るようにしています。


そこが違っていても新しい発見を楽しめるし、

正解と違っても感じた事実は変わらないし、

何で違ったのかを考えるのも楽しいので。



というわけでSuper Bloomの感想というか、

聴いていて感じた色々を書いていきます。



今回のアルバムを聴いて特に感じたことが、

大きく分けると3つあります。



1つ目は、御三方が楽しそうだなぁってこと。


TrySailは挑戦してこそTrySailだと思っていて、

それはなぜって何かに挑戦しているときが、

御三方が一番楽しそうだからです。


挑戦には縦と横があると思うのですけど、

今回はそのバランスも凄く良くて。


横方向に全振りしていたのって、

遥かな航海くらいじゃないかなぁ。


後は横にも縦にも広がっていた気がします。


特に声優ならではの多彩な表現が特徴的で、

ともすれば安っぽくなりそうなところを、

確かな技術で聴かせてくれるんですよね。

そこが悪目立ちしていないというか。


それは今の御三方だから出来るんだと思うし、

それがアルバムのわかりやすさに繋がっていて、

誰でも楽しく聴けるだろうなと思いました。



これは感じたことの2つ目にも繋がる話で、

今回のアルバムって初心者向けだと思うのです。


TrySailのことを何も知らなくても楽しめるし、

過去作に繋がりも感じることが出来るから、

どんどん沼にハマっていくキッカケになる。


そんな立ち位置だなぁと感じました。



わかる人にだけわかればいい。

今いる人と一緒に楽しめたらいい。


そう割り切って無理はせずに、

似たような曲を沢山歌う。


それは挑戦するより多分簡単で楽だし、

今いる人は今の3人が好きなんだから、

特に問題は無いのかもしれないです。



でも新規が増えないと規模は小さくなるし、

成長を実感出来なくなるその時間は、

簡単で楽だけど楽しくはなくなるはず。



だからそれをしないTrySailが好きというか、

しないからTrySailが好きなんだと思います。



まだまだ表現することに貪欲で、

新規層だって狙っちゃう。


その原動力になっている理由の一つに、

そんな自分たちを好きだと言ってくれる、

沢山の声があると思います。


お手紙、お便り、ライブ会場での笑顔、

コール&レスポンスなどなど。


そういうTrySailを待ってくれていると、

実感出来るの嬉しいだろうなぁって。



そしてそして最後の一つは、

旅はまだまだ続くんだってことです。



新しい挑戦。新規層の獲得。

はじめましての人も、いつもましての人も。


皆で一緒に楽しもうよなアルバム引っさげて、

終わらない夏が始まるわけです。



もう飽きたとか言わないで、

新しいことして遊ぼうよ!



はじめましてでも絶対楽しいから、

TrySailのライブ来てみてよ!



Super Bloomにはそんな想いが詰まっていると、

聴き込むほどに感じました。



作品を作品として好きになれるかは、

もちろん凄く大事なポイントですけど。



好きな人がどんなことに挑戦して、

その結果どんな作品が出来上がったのか。



僕にとってはそれも凄く大事なポイントだし、

どちらも裏切らないTrySailだからこそ、

好きだなぁが止まらないんだと思います。



というわけで。


これからインタビュー読んで、

リスアニのTrySail特集も読んで、

まだまだSuper Bloom聴いて。



ライブ全力で楽しむぞー(*>△<)