インサイドヘッドで学ぶ、心のしくみ 4
こんにちは、らくだです。インサイヘッドで心のしくみを学んで、心が育つプロセス心が育つ理想的な状態心を育てるためにはどうすればいいのかこんなことを学ぼうというシリーズの4回目。今回も、作中のヴィジュアルから心の構造を理解してみましょう。それでは行きましょう。前回、性格の島について、触れました。性格の島は、自分の膨大なひとつひとつの経験を通して特に生きていくうえで重要な支えとなるものを表現してました。社会で生きていくうえ・・・ということは別の言い方をすれば他者とつながりと言い換えることもでき、つまり、この性格の島とは、単なる私はこんな人間という性格の話よりももっと深いアイデンティティ(社会とのつながりにおける自分)という深いレベルの人格構造の描写になるわけです。まとめると、性格の島とは自分自身のアイデンティティ(社会とのつながりにおける自分)を形成する重要な信念や価値観などになるわけです。そして、作中では、ライリーが引っ越しということをきっかけに日常生活への不安や上手くいかないことの連続により、性格の島が停止して、崩壊していきます。これ、実はライリーに限った話ではなく。そもそも11歳という思春期の期間に誰もが経験することがあるアイデンティティ・クライシス(自分が何者かわからなくなる状態)を表現しています。そう、引っ越するしないとか関係なく思春期特有のよくある成長過程。思春期はホルモンバランスが崩れ、そのため自分を保つのが難しい傾向に陥り、誰もが攻撃的になりやすくなります。そしてこの攻撃性は多くの場合【自分の外側】へのベクトルか【自分の内側】へのベクトルかどちらかに向かいます。なので、自分の外側に向かう攻撃性だと、昔のヤンキーみたいなことがよく起こります。学校の窓ガラス割ったり盗んだバイクで走り出す子がいたわけです。(昭和だとね)でなくても、世の男子は、たいがい、この時期に家の壁のどこかに穴をあけることが多い。思春期は持て余すフレストレーションや攻撃性がこんな感じで外にでることが多かったりします。一方で、内側にベクトルが向いていると、自分はダメだ・・・自分なんて・・・他の人はいいな・・・なんて自分は不幸なんだ・・・と自分を攻撃します。鬱っぽくなったり。さらに、生育歴や環境があいまってさらに酷い攻撃に陥ってしまう場合は手首を切ってしまうそんな姿もでてくるわけです。自分というものが社会においてどんな存在かわからなくなってしまったり自分が何者か見失う。アイデンティティ・クライシスただ、ここも別の表現をするなら真に自分という人間が何者なのか見つけようとしている成長段階でもあるわけです。[創造は破壊から]みたいなものでお子さまが多感な時期を迎えている親御さんは、ぜひ覚えてくといいでしょう。自分という存在が何者なのかこれは、実際、人生を生きていく上で、命の次に大事なぜなら、人は自分の人生を幸福なものにしようとするとき、その判断の基準となるのが、アイデンティティに沿っ生きることができてるかどうか自分らしさの根幹と一致しているかどうかだからです。アイデンティティ(社会とのつながりにおける自分)これは、年齢が30代、40代、50代、60代になっても自分自身の人生が最高に幸せなものにできているかどうか重要な指標になりますので、ぜひ自分自身の向き合い方として理解していくといいでしょう。