税理士東京大が後期日程入試の2次試験で筆記テストを廃止し、新たに推薦入試を導入する方針を決めたことが12日、東大関係者の話で分かった。
近く正式発表する見通し。
1877年の創立以来、推薦入試制度の導入は初めて。
周知期間を設け、おおむね5年後から実施する。


複数の東大関係者によると、学力水準を保つためセンター試験は今まで通り受験する必要がある。
2次試験は学力テストに代わり、高校の調査書や面接での選考を検討しているが、詳細は未定。
事前に公表した上で、高校側の意見も取り入れながら具体的な方法を決める。



指定校ではない一般推薦入試を想定し、当面は後期日程で試験的に実施。
一定の評価が得られれば前期日程への拡大も検討するという。



東京大学が推薦入試を導入するというニュースは、大変わたしを驚かせた。
推薦入試ということは、二次の東大筆記試験を受けることなく、面接等で入学することができるのだ。



これは大変新しい試みだと思う。



今の受験では、高校2年生にもなれば、自分の進路を考え始めなければならない。
文系、理系にまずわかれ、選択科目を選び、学部を選び……いまや高校生たちは満足に遊ぶこともできずに、常に競争にさらされている。



予備校に高校1年次から通う高校生も、いまは増えている。
予備校の宣伝効果もあるが、生徒や親の受験戦争への心構えが、変わってきているのだと思う。



いまや大学に入り、卒業しなければ満足に就職できない時代である。
新卒至上主義が横行しているが、これは本当に必要なことだろうか。
外国などでは、大学を卒業したあと、数年自分の就職に関して考える時期があるという。



日本も、それくらいの余裕を持っても良いのではないだろうか?



勉強だけでなく、実社会で働くために必要なことは、ゆっくりと身につけるべきだと思う。
少しずつ、この風潮も変わっていけば良いとわたしは考えている。



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