まちづくりキャンプin川越
怒涛の3日間が終了

私にとって
ありえないほどの無茶振り体験

簡単に言うと

たくさん妄想しろ!
アイデアを絞り出せ!
そして、分かるように説明しろ!
っていうミッションでした
(簡単に言い過ぎ、、)

講師は馬場正尊先生(リノベーション業界の巨匠であり建築家)と本郷紘一先生(起業家として町づくりに大きく寄与し各地でリノベーションスクールの講師をしている)

講義を聴くだけでも価値があり、これまでの概念を良い意味で破壊してくれて、数多くの気付きがあった
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有り難や〜照れ

今回は講義を聞くだけでなく、レクチャーも受けられる
なんてラッキーなんだ!!!
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今回プランニングコースは16人募集され
2チームに分かれて結成された

実際にひとつの物件をプランニングし、プレゼンするまでがこの3日間の課題ですが、事業として現実化させるためのガチプロジェクトでもあります。
なので、まちキャン終わったと言いましたが、これからが本番なんです。


はじめまして状態から
それぞれ個性を持つ大の大人7人が
話し合って協力してやっていくわけです

チーム内の関係性が少しずつ変化していきます
遠慮がちにやっていると、話はまとまらず、やがて濃密な関わりが要求される

自己啓発セミナーチックな感覚が少しありました

☆仲良くやりたい
☆頑張りたい
☆プロジェクトを成功させたい

この熱い気持ちがあることは確かです

できるだけ楽しみたいし揉めたりはしたくないんですよという共通の想いはある

実際は
物事を真剣にやろうとすればするほど
場がピリッとしたり
意見が分裂したり
孤立したりもする

それを避けようとするなら
良いものは生まれないのだ


与えられた物件が建物ではないという難しい課題だったが、チームワークも難しい課題だったように思う

うちのチームは
真面目タイプが揃っていたのだ

それが決してダメという事ではないが
腹を割る作業は必要だったと思う

事業計画は実際に事業する前提で取り組まないと計画がブレてしまう


「誰か出資し運営する意欲はあるの?」
と、馬場先生に突っ込まれた時
つい、本音でポロっと
「空き地をリノベーションということに正直衝撃を受けている」と言ってしまった私
、、、。

そうだよね、リノベーション学ぶために来て建物がないってどういうこと?ってなるよねー!
じゃ、建てちゃえば?
というヒントをいただいた


それまでは、スペースの有効活用を更地のまま、リスクを負うことなく進めようとしていたからだ


やっぱり建物を建てよう!
そこに人々の笑顔を作ろう!
あかりを灯して町を元気にしよう!


そして、二戸一(ニコイチ)プロジェクトが生まれた
新しいお店を始める人と既にある愛され店とのコラボレーションを提案するというもの


一度沈みかけた船のようになり、そこから軌道修正し一気にエンジンをかけて、ラストスパートで駆け抜けた

プレゼン資料作成が終了したのはわずか10分前でした

プレゼンは大成功だったと思う

恥ずかしいけど
涙が出そうなくらい感動した

発表するKさんは終わるまでごはんも食べれなかったくらいプレッシャーと戦っていた

「本番強いオレ、すげー!」
にまた、感動!
カッコよかったです^_^

もう、チームは完全にひとつになった
って気がしています

本当に
このメンバーだから
ここまで出来たと思っている

今回、私はじゃじゃ馬キャラで、みんなに迷惑かける事しかできなかったって思ってる
それでも
すべてが学びで、この経験が必要だった

空き地を必死こいて探してくれた行政のYさんの想いに気付けなかった自分を殴りたい

実は、最後、馬場先生が帰る際、追いかけて

「物件に文句つけてすいませんでした!」

と謝ったら


「ああ、あれね、そう言わそうと思ってやってたんだから!気にすることないよ」
と笑って去って行った

そして、レジェンド本郷こと本郷先生が
私たちをずっと支え、温かく見守ってくださったのですが、みんなが少しずつ心のパンツを脱いでいく様子が見れて良かったとおっしゃっていたのが印象的でした。

そして川越には、まだまだ使われていない空き地があちこちに点在していて、その大きな課題へのスタートアップになるかも知れない、この空き地問題に対応していくチームに、もしかしたら育っていくかも知れないという深い意味があったようだ。

今回で沢山の人と繋がることができた事に感謝しています。
ひとつの渦が集まって大きな渦を作っていく、その渦に隅っこでもいいから巻き込まれていきたいと思っている。