特定の神を信奉する民族の誰かが、極めて不面目な行いをするとき、その信奉する神の名が汚されます。例えばイスラム教の狂信者が無差別大量殺人を行えば、それはイスラム教の神「アッラー」の名を汚すものとなります。天理教徒の不面目は「親神様」の名を汚します。仏教徒の不面目によってキリスト教の神の名が汚されることはありません。同様に、いかなる神も信じない無神論者が「神の名を汚した」として断罪されることはありません。
では、エホバのみ名を汚す危険性を有するのは誰でしょうか。他ならぬエホバを神とするする人々、「エホバの証人」以外には有り得ないのです。
ですから塔07 8/1 8ページ –11ページ 8節の記事にある下記の言葉は、その筆者の意図とは異なって、エホバの証人の自戒の言葉として読む必要があります。

エホバはメシア王国により,ご自分の『大いなる名を神聖なものと』されます。近い将来,神の聖なるみ名(エホバ)を汚す者たちはみな滅ぼされます。