ご存知のとおり、世界大戦や大地震を証拠の印として「今は終わりの時だ」と言うのがJWの大宣伝文句です。しかしイエスが言ったのはそうではありません。「戦争や大地震」の故に「終りが近い」と言う者が多く現れるが、そうした人々に付いて行ってはなりません。終りはまだなのです。」と警告されたのです。

ルカの福音書
イエスは言われた,「惑わされないように気を付けなさい。多くの者がわたしの名によってやって来て,『わたしがそれだ』とか,『その時が近づいた』とか言うからです。そのあとに付いて行ってはなりません。さらに,戦争や無秩序な事態について聞いても,恐れおののいてはなりません。これらはまず必ず起きる事だからです。しかし,終わりはすぐには来ないのです」。

マタイの福音書
そこでイエスは答えて言われた,「だれにも惑わされないように気を付けなさい。多くの者がわたしの名によってやって来て,『わたしがキリストだ』と言って多くの者を惑わすからです。あなた方は戦争のこと,また戦争の知らせを聞きます。恐れおののかないようにしなさい。これらは必ず起きる事だからです。しかし終わりはまだなのです。「というのは,国民は国民に,王国は王国に敵対して立ち上がり,またそこからここへと食糧不足や地震があるからです。


考えてください。「惑わされないように気を付け」なければならないのが「あなた」とするなら、あなたに向かって「その時が近づいた」とか「私がキリスト(油注がれた者)だ」と言う者たちとは誰のことでしょうか。あなたは惑わされないように気を付けましたか。それとも「惑わされた多くの者」の一人でしょうか。

それともイエスのこの警告は、あなたにとっても、現在生きている70億近い人々にとっても、もはや関係のない不必要なものなのでしょうか。「ものみの塔」が無視しているように。