今日、操体法の先生のところでお手当てをしていただきながら子育ての話になった。
先生に、「子どもとの時間を楽しんでいたね」と言われ、
「自分の都合で子どもをひっぱり回してしまったと反省しているんです」と答えた私。
後悔先に立たずというけれど、もっと子ども中心の生活をすればよかったと今でも思う。
先生のところには小学校の低学年くらいまで息子を連れて通った。
私がお手当てを受けている間、
息子は、お店のお手伝い(?)をして、従業員の方たちにかわいがられたり、
お姉ちゃんたちとサツマイモ堀に行ったり、
お兄ちゃんに自転車の乗り方を教えてもらったり、
先生に工作をほめてもらったりと楽しい時を過ごした。
私がフルタイムで働いていたので、
息子は、おじいちゃん、おばあちゃんに育ててもらった。
私が単身赴任したときは、夫が見てくれた。
親ばかかもしれないけれど、
私の息子にしてはよくできた子だと思う。
それは、多くの人たちが息子を大切に育ててくださったからだ。
枠にはめたがる私が、1対1の子育てをしていたらきっと歪みが出てきたに違いない。
こんなに幸せでいられなかったかもしれない。
「みなさんのお陰です」と言う私に、先生がおっしゃった。
「子どもを自分で囲ってしまわないで、他の人に預けることができていたよね。
もし体が丈夫だったら、そうはできなかったかもしれないね」
自分の障害をずっとマイナスに感じていたけれど、
恵みだったのだ!とやっと気が付いた。
神様、ありがとうございます!
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)